家計簿、君はそれをつけたことがあるか?

 

 家計簿というのは、行ってしまえば家計の記録を記したものを言う。家計簿用のノートがあったり、最近ではアプリのほうにも色々家計簿がある。

 家計簿の一番の意義は「家計を管理すること」である。家計を管理することで無駄な出費を発見することができるし、どこにいっぱいお金を使っているのかがわかる。その部分を節約することにより、貯金を作ることが可能なのだ。貯金の動画を見ると、必ずと言っていいほど家計簿の話が出てくる。

 しかし・・・。もう10回くらいはやったか、全部失敗に終わっている。失敗したときの理由は全部「精神的にきつい」、失敗した原因は1日の小遣いを作ってしまうところだった。

 現在無職の僕は、貯金を減らさないようにするので精一杯。しかし、できる限りお買い物はしたいので、つい1日に使える金額を考えてしまう。その金額を節約することで、後で使える金額が増えるという寸法である。

 しかし、1日に使える金額を1000円とした場合、高確率で1000円を超える。コンビニの商品で考えればわかる話だが、缶コーヒー130円、菓子パン150円、おにぎり150円と意外とお値段が高い。安いものでこの値段なので、下手な買い物をすると簡単に1000円を超える。物価高がここまで影響するとは思わなかった。

 さらに言えば、100円以下の商品はまず存在しない。一定の利益を手に入れるためにまとめ売りされている。その結果、100円以下の商品はまず存在しない。ディスカウントショップにいけば50円くらいの商品はあるが、欲しい商品ではない。

 この上でカードを購入しているのだ。カードを購入しない選択肢はない。買い物依存症なのだろう、カードは買わないと気が済まない。

 

 家計簿ではどうしても1日1000円という縛りを儲けてしまうため、もう家計簿は付けていない。高確率で1000円超える関係上、地道に記録しない節約をしていくしかなかった。記録すると、問題が浮彫になり、減らせないラテマネーを発見してしまう。減らそうとすればするほどできないと理解し、さらに気持ちが沈む。

 次に家計簿を付ける場合、1日1000円縛りは撤廃しないといけない。結果としてかなり節約できたという気持ちを作るのが必要になる。もっとも、一番は外に出ないことだ。外に出なければお金を使うこともない。それは無理な話だが・・・。

 

 とりあえず、節約を考えるために家計簿や支出計算表を作っている。計算しないことには、考えないことには節約はできない。そう感じている僕は、どうしても家計簿を作って計算をしている。