「なぁ副井。副業って人生を彩る程度が良いんだよな?」
「そうですね。例えば年収300万円の人がいたとして、副業をすることで追加で年間50万円手に入るとしたら、合計年収は350万円になり、300万円よりも少し生活が豊かになれます。」
「だよなぁ。やっぱり、本業にするよりも、副業のままのほうがいいんだよな。副業を本業にするには、本業を超える収益が欲しいところだな。」
「先輩、何か趣味でやってみたいことあるんですか?」
「動画を投稿して、年間100万でも稼げたらいいなーって思うけど、やっぱり難しい?」
「普通に動画編集のバイトするほうがいいです。」
「あぁ・・・動画編集のバイトねぇ・・・。なるほど、投稿するよりも案件に応募するほうがいいのか・・・。」
「そうです。動画編集のバイトはどれだけあるかはわかりませんが、少なくとも受かれば少しばかりのお金が手に入ります。しかも、カットとかテロップ入れとか、結構単純なもので良いのでいいそうです。まぁ、僕も噂で聞いただけなんですけどね。」
「単価は安そうだが?」
「安いですね。しかし、確実にお金が入ります。こういう作業は意外と面倒なので、案件を出す企業もあるって話です。」
「実際はどこまで案件があるかわからないが、普通にバイトのほうが儲かるのか。」
「前にも言った通り、有名人でも収益化できない世界なので、やっぱり難しいのです。本当に個性的じゃないと誰も見てくれません。」
「確かに有名人が爆死している話は結構聞くな。意外と登録者数が増えなくて消えていっている。」
「そもそも動画が続かない。」
「まぁ、それだよなぁ。」
「これ、四コマ漫画でも言える話なんですが、一発ネタだけだといつかネタが枯渇します。なので、世の中の四コマ漫画を描いている人はストーリー性を重視しているのです。ストーリー性があればストーリーに沿って四コマ漫画を描けば続けられるのです。」
「ギャグバトルっていうジャンルの四コマ漫画があったけど、今は見かけないものなぁ。って、なんでお前が知っているんだ?俺の子供時代の漫画だぞ?」
「僕が知っているのはメゾン・ド・ペンギンです。」
「ジャンプのいぬまるだしの作者の前作だな。地味に面白いんだよな・・・。って、それでも相当昔だぞ?」
「で、動画が続かないなら登録者は増えません。」
「なるほど、視聴者は動画を求めている。しかし、動画が続かなければ視聴者が離れてしまう。単発動画では動画が続かない。なんだこの負のスパイラル。」
「とはいえ、昔はシリーズもので戦う人が多かったんですが、最近はまず自分を売り、その後定期的に配信や投稿をすることでファンを確実なものにしている人が多いです。」
「youtubeはどうしても単発動画が多いよな。シリーズものだと全部見るのが大変だし。」
「まぁ、投稿続けれるならいいんですけどね。」
「単発でも動画を投稿し続けていたら地道に登録者増えるもんな。」
「動画投稿で成功するならまず投稿を続けることですからね。1年は無収入を覚悟して、毎日投稿をするのが成功する第一歩なんですよ。」
「・・・・そういえば、副井も動画投稿しているよな?毎日投稿しているのに月200円なのか?」
「ニコニコ動画はオワコンなんです(泣)」
「そもそも動画ってのが低迷しているもんなぁ・・・。見るものがなくなってきたのが大きいよなぁ・・・。」
「たまに懐かしい動画を見たくてニコニコ動画に戻りますけどね。あと、シリーズものならやっぱりニコニコ動画です。大体のゲームが完結まで言ってますし。」
「確かにそうだな。当時はシリーズで投稿する人ばっかりだったよな。副井は何を見ているんだ?」
「フルボイスFF6。もう10年以上前の動画です。」
「そんな動画まで残っているんだなぁ・・・。」
「FF14でピクトマンサーが出るので履修しました。」
「なるほど。」