どうも、今回から広告をブログにはっつけた名刀早正です。しかし、そこはゆのニートカンパニーの一員。個人的趣味を反映して楽しそうにやります。

 

 さて、今回は忍者と極道という漫画を紹介します。

 

 最初にやるのはこれって決めていました。で、忍者と極道は講談社のコミックDAYSにて連載している青年漫画です。作者は近藤信輔です。

 

 ジュウドウズと烈!伊達先輩!の作者です。

 

 はい、知りませんね。少年漫画の金字塔、週刊少年ジャンプで連載していた漫画なんですが、短期打ち切り漫画なんですよね。ジャンプ好きの人に聞いても知らないって言われるくらいの知名度です。

 

 で、忍者と極道は10巻まで出ています。

 

 SNSで大評判の漫画です。特に暴走族「聖華天」との闘いは話数が増えれば必ずツイッターのトレンドに上がるくらい人気です。ここから入った人が多く、現在では近藤先生は作神様(さくがみさま)と呼ばれています。

 

 一番の特徴はスピーディーな展開なのに内容が劇薬くらい濃いことですね。

 

 忍者と極道はバトル漫画です。笑顔になれない主人公の少年、忍者(しのは)。彼がたまたま出会った大人の極道(きわみ)。彼らはすぐに意気投合し、友人となった。

 

 しかし、その時は想像もしなかった。お互い、倒すべき相手であると。

 

 忍者側、そして極道側の抗争がメインです。極道側が東京ででかい事件を起こし、忍者が人知れず極道を倒すというのが基本的な話です。

 

 ネームドも味方も2話くらいで死ぬ。

 

 普通のバトル漫画ではネームド、つまり名前のあるキャラクターというのは、それを印象付けるために5話くらいひっぱりますが、忍者と極道では本当にスピーディに死にます。

 

 しかし、その数話の中でしっかりと書かれた信念と過去。

 

 聖華天の話でいうと、彼らは様々な原因で大人になれなかった。毎日が退屈だった死にたかった。それを暴走族神(ぞくがみ)が救ってくれた。彼ら悪ガキは帝都高速道、通称テトコーにあつまり、極道車を駆って大暴走を起こす。

 

 そんな彼らの死にざまはすさまじい。

 

 どうして大人になれなかったのか?どうしてこの夢舞台に立つことにしたのか?それを本当に2話くらいでやるのです。また、ラスボスである暴走族神も3話くらいで死にます。

 

 しかし、誰もが覚えているくらい印象に残るのです。

 

 極道(てき)も忍者(みかた)も、同じくらいスピーディに死ぬ。しかし、その数話でしっかりと描かれ、極道は心を見せつけ、忍者は仲間に思いを託すのです。

 

 そう、ハイスピードアクションバトル漫画なのです。

 

 主人公のライバル的存在、ガムテは時間をかけて描いていますが、短くまとまったその話は、常に最新話を覗きたくなるほどです。

 

 語りたいことはいっぱいありますが、ここでお開きです。

 

 現在は救いなき医師団との戦闘をしています。ガムテたちグラスチルドレンとの闘いで世界的に失ってはいけない人を失いましたが、これ以上の被害はないだろうなぁと読者が思っていたのです。しかし、もっとやばい、東京全土を未曾有の恐怖が襲うという状態。もう脱帽です。

 

 では、今回はこの辺で終わります。おつ。

 

 なお、ルビ芸と呼ばれるものがあり、それがまた面白いです。あと、頭を疑うくらい面白かった場面は、現場に100人以上のイケメンが走ってくるところですね。もちろん、忍者側です。これはツイッターで本当に話題になった。

 

 あ、文字数はいらなかった・・・。なので、1巻と中古まとめ買いです。