母乳育児

≪注意≫
これは個人の意見であり、ミルク育児や自然分娩以外の出産方法を否定しているわけではありません
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退院して家に帰ってきたのだけど

初めての育児に不安のほうが大きかったです。


わたしは里帰りはせず
週に2,3回、母親や祖母にきてもらっていました。

というのも、母親は仕事でいないし

もう自分の部屋もないし

自分のアパートより汚い環境に

赤ちゃんを居させたくなくて。

父親は喫煙者だし。

ということで里帰りはしませんでした。


週に2,3回、午後3時頃から夕方頃まで母親にきてもらい家事を手伝ってもらい

主人は毎日午後8時頃に帰ってきて沐浴する

そんな感じでした。

今となっては大したことないし
みんなそうだと思うけど

夜中~誰もいない日中は赤ちゃんのお世話を一人でしていて

不安で孤独でした。



おっぱいのほうはというと、

乳首がとてつもなく痛くて痛くて。

咥えられるたびに恐怖で、授乳の時間がくるのが恐ろしかった…

初産婦で、乳首が伸びずに固かったからだと思われるけど

ほんっとに痛くて。


ケアしてくれる、アドバイスくれる助産師さんはもういない。

コールひとつでミルクを作ってくれる人もいない。

しんどくてもしんどいって言えない。

だって自分が望んで母親になったんだから。



≪孤独≫
≪不安≫
≪痛み≫
≪寝不足≫


これらが重なって、
産後(術後)よりもボロボロでした。

夢の中で、亡くなった祖母が手招きしてたこともありました。
(わたし死ぬとこだったんかな?笑)




赤ちゃんが可愛いと思う余裕は全くなく

夜中は主人を起こさないように

日中はご近所迷惑にならないように

赤ちゃんを泣かせないように必死になっていました。


だんだんと

心のどこかで

赤ちゃんが可愛いと思えないのは

帝王切開だったからかな

とか

普通に産めてあげられなかったのはわたしのせいだ

とか思うようになって

自然分娩できなかったんだから

せめて母乳で育てないと母親失格だ


と思うようになっていきました。
(産後クライシスかな?)





ダメな母親になりたくない。


だからせめて母乳で育てなければ。



これがわたしの母乳育児にこだわる理由でした。
(今考えると全くもって「は?」と思うけど、当時はこうとしか思えなかった)


思いとは裏腹に

乳首は疲弊し痛みは増す一方。

もうどうしたらよいかわからない。

もうだめだ、限界だ。



産院は助産師さんがたくさんいて

人によって言うことが全然ちがうからあてにならん。

もっと本気で完母にするためのアドバイスをもらえるところに行かないと…

そう思って探したのが

桶谷式の母乳相談室でした。


つづく