令和五年弥生　素行會「講義『中朝事実』神治章『以上、治道の要を論ず。愚謂へらく、』」

こんにちは！

私たちの『教育勅語』明治からの道徳を伝える会　おのえ明です。

三月二十五日

　　明治天皇御製

　　　卒業式

ゆるし文（ぶみ）うくる身よりもおほしたてし

　　人のこころやうれしかるらむ

口語訳

卒業証書を受ける本人はもとよりだが、

それよりも本人を育て上げた人びとの心は

さぞかしうれしいことであろう。

（明治三八年）

国歌斉唱。

素行會　講義『中朝事実』第二十二回

神治章「以上、治道の要を論ず。愚謂へらく、」

講師　佐藤健司先生。

皆さん！こんにちは！WBC、凄い戦いでしたね！

そして、大谷選手が日米決戦の前に言った、

「今日は憧れは止めてください」

此の言葉に、どれだけの思いがあるか。

私なりに想像すれば、時代は遡り、明治維新迄行く。

西洋化は崇拝となり、卑屈ともなり、頭を垂れる事となる。

「今日は憧れは止めてください」此の言葉は、當に言霊。

一選手としてのびのびと本来持っている力を発揮、

お前たちの力を発揮してくれとの思い。

此れは日本全体に対するメッセージ。此れからは、

一人一人が戦いながら生きて行かなくてはならいんだ。

との思いを感じました。

日本選手は敵へのリスペクトを忘れない。

礼で始まり、礼で終わる。日本人は負けた者にも礼をする。

乃木大将とステッセル。WBCの選手らは武士道を体現。

大谷選手の「韓国も中国も素晴らしいチームだ。

これからも野球を一緒にやって行こう」との言葉は、

當に、わが国の八紘一宇の精神を体現していました。

中心が無いと結局、何もなくなってしまう。

一番重要な点を失うと生き生きしたものを失ってしまう。

天下の本は国家。国家の本は人。民の本は君。

家が齋ふ。国治る。人々が安心して暮らしていける。

封建と郡県。江戸時代にあって素行先生は、

中央派遣の考課のある郡県を取る。

二百年後の廃藩置県、明治維新を予感するものです。

衣食住足りて次は教育。無いと安定した心を失う。

教育は人倫を正し、風俗を正し、

其の思い、志を、本当の利を利として楽しむ。

神が此の国を開いた。天上無窮の神勅こそわが國體。

江戸時代の学問は全て道徳論。いかに生きるべきか？

西洋の学問は立身出世の学問。明治は其処から始めた。

其れの弊害を見て、明治天皇は教育勅語は発せられた。

江藤淳も言う「義と利」。わが国のまつりごとは、

皇祖皇宗の思いを旨に行わなけらばならない。

天上無窮の神勅を揺るがせにしない。

祭りは神楽を行う。神さまを楽します。

天の岩戸の話は、笑いと才が世界を救った話。

素行先生曰く、美の才至れる哉。

笑い、そして、田植えの神楽にも見られるが、

笑いと性は、邪気、穢れを祓う。笑いは健康にする。

天の岩戸の話は、笑いと才が世界を救った話、

そして、まつりごととは行動なんですね。

三種の神器の示す、鏡、勾玉、剣。

知・仁・勇。此の三つの体現、行動なんですね。

いつもありがとうございます！

お里の皆様、いつもありがとうございます！

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