紙の月、鑑賞してきました。
以下、ざっくばらんに思ったことを書くので、観ていないと何が何やらでしょうがごめんなさい(^_^;)
しかもネタバレを含みます。
正直、横領だなんて最初は身近な話に思えず、違う世界の物語のように思っていました。
ただ、とある主婦の横領のきっかけや動機はあまりに単純で、規模は違えどきっと誰もが彼女と自分を重ねてしまうのではないのかな?と思いました。
つかの間の幸せな夢を見るために、
お金を与え心を満たすために、傷を重ねていく。
後に何も残らないなんてとっくに気がついているのに、重ねて重ねて後には戻れない。
贅沢なホテル、食事、洋服、そんなシーンはきらびやかなのにどこか切なかったです。
そういえば一緒に観たお友達は、『あんな夫じゃ、浮気されても文句いえないよ』と言っていたな。
それには時計にまつわるあるエピソードがあるからなのだけど、そこを含めても私はあのご主人を好きでした。
多少の勝手さはあっても、結局は認めて欲しいだけの可愛い人だと。
妻の立場ならじゅうぶん幸せを感じられるなぁ、と。
あ、浮気相手の彼も好きでしたよ。
生活水準があがり横柄になったように見えましたが、それはただ贅沢に適応しただけだと思うからです。
紙の月、私は観て良かったです。
特に涙が出るほど感動したり深く考えさせられたりという事はなかったけれど、いけないと気が付きながらも一瞬の幸せのために誤った選択をする可能性は私にもあるんだって認識しました。
あと、宮沢りえさんは目の保養!
美しい!!
本当は美女と野獣も観たかったのだけど、時間が合わなくて先送りしました。
タイミング合わなければDVDになってしまいそう(´・Д・)無念。
帰りに可愛いカップケーキを食べました。
有楽町ルミネ2の1階にあるカップケーキ屋さん、可愛いだけじゃなくて美味しかったです。
楽しい休日でした。