味覚の秋。上海蟹が美味しいこの季節、江南茶会&美食会を開催しました。
<江南地方>
この地域は様々な文化の栄えた地域として多くの特産物があります。
お茶所としても有名な産地が並び、中国茶を淹れるときの急須である紫砂壺も江南地方の無錫にあります。
•紫砂壺急須(宜興市)
•中国絹の生産基地(蘇州)
•紹興酒(紹興市)
•西湖と龍井茶の産地(杭州)
•上海蟹(蘇州)
そんな江南が生んだ、龍井茶と無錫の紅茶、上海蟹を囲んでの2時間。
前半はお茶会を私が担当させていただき、後半は校長先生の上海蟹の講座に続きます。
このシーズンになると、日本からの知り合いの家族が毎年上海に来て、一緒に上海蟹を味わっていましたが
この10年間、秋になると食べて、案内している訳ですが、実は上海蟹について知らないこともたくさん。。。
上海蟹の由来など、興味深い話をリン校長先生から聞くことができてとても勉強になりました。
蟹という名前の由来は、その昔「巴解」さんという方がいて、
その方が当時害虫扱いされていた虫(今の蟹)を退治するために、
溝に落とし込ませてお湯をかけて退治をしようとしたところ、
なんと蟹の色が紅く変化して、しかも美味しそうな香りがしてきてビックリ!
こ、こ、これは!と思った巴解さん、これは食べてみなくてはと思って口にしたところ、とっても美味!!
そこから、蟹を食するようになったという訳です![かに座](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/187.png)
![かに座](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/187.png)
![かに座](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/187.png)
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![かに座](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/187.png)
![かに座](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/187.png)
彼の名前の一文字「解」と、当時の蟹の呼び名であった「虫」をくっつけて、「蟹」という文字になったということ。
そんなエピソードがあったんですね。なんだか笑えますよね。。。
そんな由来から、今でも勇気のある人や創造力のある人を称える言葉として
中国語で「あなたは第一番目に蟹を食べた人」という言葉があるそうですが、
確かにそのフレーズ前の職場でも聞いたような気がします。
魯迅がそのフレーズを作りだしたそうですが、今でもよく使われている言葉のようですので、
今度機会があったら真似して使ってみたいと思います![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/003.png)
![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/003.png)
そして、実はこの日は私のお誕生日でしたが、イベントの後に
校長先生からのサプライズのケーキの登場![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/112.gif)
![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/112.gif)
ケーキに羽が生えてる!
初めて目にするそのケーキの姿にドキドキしながらも、羽ケーキのお陰で心も軽くなってきた気分![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)
校長先生から、お願い事を願ってねと言われて、
もうこの歳になると、欲しいプレゼントやらなんやらも薄れてしまい。。。
ただただ、最近思うことは、
美味しいお茶を奥深い中国文化を、縁のあった大事な人たちとシェアしていきたいということ。
ちょうどお茶教室の活動を始めて1年が経とうとしておりますが、
続けていけたらありがたいなと願う、お誕生日でした![お願い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/025.png)
![お願い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/025.png)
イベントにご参加してくだっさった皆様ありがとうございました。