すっかり秋も深まってきた上海です
最近はずっと空気も綺麗ですんでいたのですが、今日は久しぶりに天気予報で注意が出るほどの値に。。。
乾燥も酷くて、なんだか喉がいがらっぽい。
こんな日はキンモクセイの薬膳茶がお勧めです♪
(今も早速キンモクセイの薬膳茶を飲みながらブログ書いています。やっぱり香りに安らぐ―喉が少しスッキリしたような)
ブレント茶は緑茶とも烏龍茶、白茶ともよく合いますが、秋の時期は白茶が特にお勧めです。
先月もヨガ&薬膳茶のイベントの際にキンモクセイ白茶の薬膳茶をお出しいたしました。
ちょっと分かりにくいかもですが、
手前の小皿に乗った黄色の物が、乾燥したキンモクセイです。
キンモクセイは、中国伝統の十名花のうちの一種類で、昔から百薬の長として、薬膳料理やクリーム、お酒やお茶に取り入れられてきたとか。
脾の働きを促し、また気持ちをスッキリさせる効果があります。また美肌や保温効果がありお茶として飲むことで胃を温めて、肌に潤いを与えます。
上海ではお茶市場や漢方屋さんなどでも乾燥したキンモクセイが量り売りで売っていますので、とっても便利。
乾燥したままですとそこまで香りはないのですが、お茶に淹れるとふわーっとあのキンモクセイの香りが漂ってきます。
先月、日本へ帰国した際に、ささやかな薬膳茶会を催すことができました
名古屋の街を展望できるゲストルームにて
茶道の先生のご自宅のお教室でも開催することができました
その時のお茶の席に、上海には50回以上も訪れたことがあるという、民芸のお仕事をされているご婦人がいらっしゃいました。
お茶を通して、話は上海生活の事や中国文化の話、民芸の話など貴重なお話を伺うことができて、最初は大先輩方を前に緊張からの冷や汗を流しておりましたが、温かい雰囲気の中、身も心も温かくなるようなまさに一期一会の充実した時間でした。
今も現役で万博の活動で世界の子供たちを絵で繋げる活動を続けていらっしゃるということ。
コンテスト形式になるので絵の審査をしなくてはならないのだけど、国によっての審査基準が違うので大変だというような普段あまり聞けないようなエピソードなどが聞けてとても興味深かったです。
「とにかく個人の想いをそこに込めることが大事なのよ」とまるで子供のように無邪気に笑うお顔がお美しかった~。
上海滞在中も5ツ星ホテルから、ローカルホテルまで経験されていて、中国あるある的なハプニングも何とか乗り越えてきたとか。上海17年なんて先輩面している私が居ましたが、まだまだ私の知らない中国の時代を知っていて、努力されてきた日本の方の姿にとてもエネルギーをいただきました。
私の夢は、お茶を通した日中の文化交流。
そして、その方のお話を聞きながら、パステル画で絵を通した交流もできないかと、、、妄想が広がりました。
ささやかながらも、故郷の先生や仲間のお陰で、日本でもお茶を淹れらる場を作っていただき、ご縁が広がり、妄想も広がり、
ありがたいことです
訪れていただき、ありがとうございます
お茶タイムで、今日もほっと一息