ご近所に住む、娘のお友達。
最近忙しくて体が不調ということで、家で生薬を煎じて漢方を飲むことにしたということ。
私は、病院で煎じ終わった状態の液体パックにしてもらっているので、自分で家で煮詰めることはやったことがなくて、今の中国の若い人がどんな風に家で作っているのか知りたくて、見せていただくことに。オバさん根性丸出しです
じゃーん。これが漢方の煎じ器。ネット販売でお得に買えちゃうそうです。
中医の病院で処方してもらったという生薬の数々。
これらをお鍋に入れて、お水をいれて約30分置きます。
生薬の種類によっては、最後に煮込んだ方がいいものなど入れるタイミングが違ったりもするそうです。
その後、約30分煮込んだ後に、液体のみ抽出します(①)
再度新しく水を加えて20分間煮込んで、また液体のみ抽出します(②)
①と②を混ぜて、それを2等分に分けて、1日2回、食後に摂取します。
家中が漢方の匂いでいっぱいになっていましたが、処方薬として陳皮(乾燥したミカンの皮)が多かったので、甘いいい香りもしました。漢方と聞くと、癖のある苦いイメージですが、処方によっては甘い香りがする場合もあるのですね。
この漢方薬煎じ器、お粥とかも作れる切り替えスイッチがありましたが、今までに煎じてきた生薬の匂いがついてなかなか癖のあるお粥になりそう。
それにしても、伝統的な中医の世界においても日々進化している今を、この漢方煎じ器を眺めながら感じてしまいました。
もうじき11月11日の買い物デー。中国ではネットでのお買い物がすごくお得になる日なのですが、そろそろ我が家でも買い物リストを作り始めております。その中に漢方煎じ器を入れようかなーとかあれこれ検討中です。
お茶タイムで、今日もほっと一息