春、色鮮やかな花々に囲まれて気持ちも高揚してきますキラキラ

 

ただ、この季節楽しい気分とは裏腹に、自律神経のバランスを崩しやすくて乾燥肌が目立ってくるのも大きな悩み。。

 

自分でも気づいていないところで体が無理しているのかなぁーと。年齢的なこともありますし。。。

 

セーブしなくてはと思いつつも、

 

好奇心も強くて、上海のこのエネギルー溢れる街に一人でふらふら出かけているだけで色んな面白い変わったことに目が向いて、出会ってしまう。。。

 

独身時代からそういうところはあり、友人からも色んな人を引き寄せてしまうので心配になると言われたことも。。。

 

今は、その心配を旦那さんがよくしておりますが、最近は面白がって私の話を聞いてくれるようになった気がします。とうとう諦めてくれたのか。。グラサン

 

先日も、教室の帰りにプラタナスの並木道が綺麗な新華路を散歩していたら、ゴージャスなお茶会のポスターが目に留まり、お店の方へ入っていったら、こんな素敵なお店で中国茶とお香のお茶会が開かれていましたお茶

 

 

 

投資会社が運営しているサロンで、会員向けに開かれたお茶会だったようですが、先方も変わった日本人が来たぞと思ったのか、飛び入り参加オッケーだから参加してと熱心に誘っていただきました。

 

さすがの私も、飛び入りでお茶会に参加する度胸もなくて、名刺交換だけして後にしたのですが、その後その方からイベントのお話があり投資会社まで打ち合わせに行くことに。

 

立派なオフィスで、その方の情熱とスマートさに圧倒されてしまいました。

機会を見て中国人の会員向けのイベントの際に、パステル画や茶道のイベントを組んでいきたいという話になりました。

 

そこで、その場の雰囲気からかその方のサクセスストーリーを聞くことに星

 

東北出身の彼女は大学を卒業して、田舎の地元や北京で働く気持ちになれず、一人上海に渡ったそうです。

金融を専攻していた彼女にとって、これからの発展は上海だと確信したということ。

 

今から15年前のことだそうです。

 

同級生のほとんどが北京や地元の大手金融関係の会社の内定をもらっているなか、何の頼りもなく一人で就職活動のために上海に渡り、3カ月間一人で就職活動をしてイギリス系の銀行に就職できたということ。

 

そこで10年以上働き、今は投資会社で働いているということ。

 

あのまま地元に残っているだけの人生だったら視野も狭くて、今の躍動感あふれる世界での仕事はできなかったと思うと。

 

世界の経済を見ながら法律関係に強くなり、チャンスをつかむことが大事だと熱く語っていました。

 

 

ちょうど彼女が上海に来た時期と私が日本から上海に来た時期が同じぐらいで、私も当時のことが懐かしくなります。その時に勤めていた広告関係の会社の親会社が不動産会社だったため、彼女のようなスマートでエネルギッシュでバブリーな感じの人たちがたくさんいた職場で働いていたことが自然と思い浮かんできます。

 

人生は時に、努力よりもチャンスを掴むことが大事だと言い切る彼女。

 

確かにそう言う時代の上海でしたし、前の職場でも皆口々にそんなことを言ってたけど、私には合わない世界だったなと。。。

 

帰り道に、学校の校長先生が、私はビジネスに本当に弱くて、、ただただ教えることが好きなだけで進んでるからと一言ポツリ。

 

うん、チャンスを掴むことも時代を読む力も大事だけど、、、努力を忘れたら終わりだよねと、、、やっぱり今の校長先生と出会えたことが私にとってはとてもありがたいことだったのだと教えられたよう。

 

そして、今日は茶道の教室の事前の準備のお手伝いに。

 

茶道のお稽古をするために、毎回前日に来て2時間以上かけて掃除やお道具出しをしているのです。

 

黙々と掃除をする先輩と一緒に掃除をしていると、やはり自分の気持ちも掃除されているようなさっぱりした気持ちになります。茶道の先生も先輩も、それぞれの世界でお仕事もされていらっしゃいますが、惜しみなく見えないところで動いている姿が励みになるものです。

 

 

得意不得意、いろいろな生き方があると思いますが、この春の高揚気味の私にとっては、やはりお茶で静かな気持ちになることが大事なようです。。。