8月の終わりに、久しぶりにパステル教室を開催しました。
日本人女性２名、中国人女性２名参加のとっても華やかな教室。
初対面メンバーも居て、中国語や英語やジャスチャーを交えながら生徒さん同士の交流も楽しそう。
今までのパステルアート教室は、日本人の子供達を対象とした日系幼稚園や日本人のお母様方に対して開催したり、中国の絵画教室で中国の子供や大人を対象に行っていました。
でも、こうして中国の方と日本の方が一緒に交流を図りながらパステル画を描くのは初めてのこと。
個性もあるけどやっぱり文化的な背景も大きく、中国の生徒さんと日本の生徒さんでは、同じ教え方をしていても受け止め方、進め方、色の使い方など全く違う部分があります。
そんな異文化同士の仲間が集まって同じテーマの絵を描くと、、、
ほらっ、こんなに出来上がった作品が違うのです。
しかも、全くテーマと違った作品を描いたりしている方もいて、、、
恋愛がテーマだということです
本当に個性って、文化の違いって面白いと思います。
いい悪いもなくて、自分が何を感じて、何を表現したいのか、逆に特にメッセージがなくても楽しく描くこと、そこがとっても大事で
でもそれにはまずは基礎を習得しなくちゃねって思うんだけど、中国の人のマイペースさには驚くばかりで自己流に描き始める大胆さといったら、おーいってツッコミを入れたくなるけど、でもあまりの楽しそうな姿にその迫力に、エネルギーをいっぱい排出してねっていう気持ちになっちゃいます。
日本の人はやっぱり真面目で技術をちゃんと習得してから始めるから、最初は控え目でも、２枚目になるとぐんっと個性を発揮して素敵な作品に仕上がります。
そんな姿を受け留めて、はっとさせられながらも自分のものに習得して仕上がる１枚の絵の素晴らしさに、見ていてただただ嬉しさでいっぱいになります
せっかくの仲間と会っても、家族や仕事や中国の愚痴大会で時間が流れてしまう事が多かった日々。。。もちろん今でも愚痴ります。毒を放出したりしなくちゃやってられない時もある。
仕事で頑張っている人、子育てて頑張っている多くのお母さん方も頑張ったり責任感でいっぱいになればなるほど、目に見えないところでストレスが溜まっていったりしてしまう。
多くの人たちを見てきて、そして私自身もそうだったからこそ分かる、マイナスのスパイラル。。。
そんな時、親友と母から教えてもらったのがパステルアートでした。
子育てと仕事の両立と家族の悩みでクタクタになっていた親友も、パステルに感情を注ぎ込むことで自分が解放されていくと言っていました。
パステルアートは手軽に完成度の高い作品が仕上がるため、形となって作り上げる喜びを感じることができます。自分のための生産性のある時間は、それだけで自分の気持ちを優しくしてくれます
中国茶同様に、静かな気持ちになって絵に向き合う楽しさを共有できる時間を大事に育んでいけたらと思います