上海での表千家のお稽古で一緒の茶友が、ちょうど私の一時帰国中に、名古屋に遊びにいらっしゃいました。
彼女とのご縁も2年以上になります。
中国全土でもエリートの芸術大学である、杭州美術学院のデザイン科を卒業した彼女。
「美」に興味があるということから、日本の着物の世界に惹かれて、着付けの勉強を続けて今では上海で独立して着付けや着物販売のお仕事を精力的にされています。
そんな彼女と茶道の先生と一緒に、観光も兼ねて名古屋の白鳥庭園へ。この日もとにかく暑い(^_^;)
でも暑さに負けず、上海から持ってきたという着物を着て涼やかに歩かれる茶友の後ろ姿が美しいっ。
こんな日は、冷えたお抹茶と涼し気な茶菓子が美味しいですo(^▽^)o
と、ついつい食に逃げてしまう私。。。
その後は、表千家の講習会へ。私は通訳として同行しました。
茶道の人口が減ってきているとは聞いていましたが、それでも1300人以上もの着物を綺麗に来た方々が参加されて、会場は茶道を習っている人達でいっぱいです。
昔からの伝統文化の継承がなかなか続いていかない中国。
会場の熱気を肌で感じながら、きっと貴重な体験となったことと思います。
10月に名古屋城で開かれるお茶会に参加するために、また上海から名古屋に遊びに来ると言っている彼女。その時は上海から他の茶友たちも一緒に誘って来るそうです。
体験型の旅に中国の人たちも変わってきていると感じるこの頃です