先日参加してきた、横浜でのお茶の講演会。日本の中国茶関係の方々と知り合いになることができました。

 

駐在員夫人として、台湾や香港や北京などで滞在した経験があり、そこでお茶と出会い勉強をされて、日本でサロンを主宰したり執筆活動をされるなど活躍されている方々が多いようでした。

 

 

 

昼食の席では、たまたま名古屋にも滞在したことがあるという方と同席することになり、名古屋や上海の話で大盛り上がりに。

 

 

私は名古屋出身で結婚後の数年間まで、ずっと名古屋で暮らしてきました。そして、上海人の夫と結婚をして、その後は上海でずっと暮らしてきた訳ですが、自慢ではないのですが、私が名古屋や上海と言っても、好評価を得ることが殆どなく今まで歩んできた訳です。。。。笑い泣き

 

 

だいたい初対面で会ってすぐに言われてきたことは、こんなこと

 

名古屋だと、派手だよね、名古屋弁喋れる? ケチってほんと? 名古屋飯はうまいね

 

上海だと、空気汚いよね、農薬心配だね、上海人って声が大きいの? 上海カニは美味しいね

 

 

ちょっと洒落た文化的な話題なんて殆どゼロだったのです。。。

 

 

それが、最近は、お茶関係の人たちと出会うと

 

名古屋だと、尾張名古屋の武家文化はすごいね、徳川美術館が好き、中国茶やこだわりコーヒーを味わえるところが多いよね

 

上海だと、お茶市場に行けていいね、お茶所の杭州から近くて羨ましい、本場のお茶館に行けていいね

 

 

と、びっくりするような評価の変わりようチュー

 

 

特に横浜で出会った方々は旦那様のお仕事で名古屋で生活をしていたため、次の転勤も決まっていたということで、期間限定だと思い、楽しくお勧めの名古屋を散策したということでした。今は東京生活を謳歌されているように感じた彼女は、シンプルな紺のスーツが似合うかっこいい女性でしたが、なんと、名古屋時代には、名古屋嬢らしく、フリフリの服を着て縦巻きロールにしていたというからさらに驚きです。(名古屋人の私でも縦ロールは残念ながらやったことがなかった私、、、)

 

 

名古屋話を嬉々として話してくれる彼女たちを見ながら、なんだかとても心が満タンになっていくような思いになりました。

 

それは、私の出身地を褒めてくれているということ以上に

 

彼女たちの向上心と柔軟性を示すようなその姿勢に、とても素敵だなと思ったからです。

 

今、ここで、楽しんで吸収するのだという、その姿勢に清々しさを感じるとともに、そこでキャリアと経験を確実に積んできた態度に頭が下がる思いがしました。

 

それは、お茶という目的や楽しみがあり、期間限定だという意識があったからできることなのかもしれません。

 

 

私は名古屋も上海も、いつでも居ることのできる場所だからこそ、そこにある宝を特に意識して触れようとはしてこなかったように思います。

 

 

 

期間限定でも、そうでなくても、今いる場所を彩り豊かに見つめていくことができる姿勢には惚れ惚れキラキラ

 

 

 

 

 

きっとそういう人は世界のどこに行っても楽しく生きられるタイプなのかもしれません。

 

 

言い訳ですが、子育てと仕事に追われて、宝探しが手薄になっていた私の今までの時間。

 

 

これからは、そんな時間を取り戻すべく、宝探しをお茶を通じてやっていこうと思えた横浜での出会いでしたラブラブ

 

一期一会に感謝ですキラキラ

 

 

 

 

 

いつもありがとうございますパンダ

 

お茶

 

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