最近は、寺子屋パステル教室を開き子供たちとパステル画を描いています。
今年の3月に7年間勤めた教育関係のお仕事を退職したため、久しぶりに子どもたちと接する時間が本当にありがたい
私は、子どもたちにパステル画を教えているけれど、子どもたちから色んな発見を教えてもらい
魔法の言葉をたくさんもらえる
それは、パステル画に描かれた、ドラえもんの絵の中に現れたり
大好きなおじいちゃんがうさぎ年だからと、うさぎの絵の中に現れたり
子どもの感性って本当に、見えない世界を自由に扱える魔法使いのように、
イメージを言葉にして表現できることが、本当に素晴らしいと感動してしまう
子育て期、忙しくて自分の時間がなかなか自由に持てなくても、
こんな子どもたちの天才的な感性に、ママたちもエネルギーをもらって、明日の力になれるんだろうなぁーと、
ママたちの素敵な作品を見ながらしみじみ
素敵な親子だなぁ〜。私は娘が幼い頃、こんな風にちゃんと子どもの感性を大事にできたかしら、とちょっと振り返りながら、
ちょっと、いやかなり、反省しながら 汗。
家に着くと、大学の美術の授業の課題に取り組んでいる娘。
自分の世界と格闘しながらも、針金に指を突き刺され、ボンドで充満した部屋にこもりながら、作品を仕上げている。
昔のように、一緒にパステル画を描く時間はなくなってしまったけど、これが成長だ。
たまには、夫とスポーツ観戦でもするかと、リビングでだらーっとしていると
「やばい、あと一作品、課題が間に合わない」
と焦りだす娘。
水がテーマの自由画だということ。
じゃあ、パステル画でやってみる?綺麗に描けるよーっと、伝えてみたら
「時間が間に合わないから、それでいくわ。材料借りるよ」
と、消去法で選ばれたパステル画ちゃん。くそー、パステル画をそんな風に扱ってと思いながらも
パステル教室教セットがまとまっていたので、そのまま娘の手に。
「久しぶりのパステルだなー」と、パステルを削り指で自由にくるくると水を描いていく娘。普段細かい制約と戦いながら設計図を書いてる娘にとって、その自由度と色の柔らかさに癒されるようで、「やっぱり楽しいっ癒されるわー」と、これまた久しぶりに娘から聞く、ピュアなコメント。
ついつい調子に乗って、私もちょっとだけ一緒に空塗りに参戦。
一緒にただ空を描くという作業が、共同作業をしているようで楽しい。普段一緒にショッピングをしたり、旅行に出かけたりしていても、見ている方向が違ったりするのは当たり前なこと。その自分が見たい方向は、大事に育んで欲しいと思う。
ただ、時に、共同作業をすると
一気に心が近づける感じがする
そのバランスが大事なんだろうな
うーっむ。それならば、美術に全く興味のない夫と一緒にパステルでも、、、いや無理なことは辞めておきましょう。
家のお茶コーナーに季節の蓮の花のパステルを飾って、家族の人たちがちょっとでも目に留めてもらえたら
そして、お茶を味わってもらえたら
ありがたいと、そうしましょう。。。。
夜、「盖碗」で淹れた中国紅茶。
灯と優しい香りの中国紅茶がすーっと心を癒してくれます
今日も1日、お疲れ様でした