北欧ノルウェースタイルの建物様式のモラーヴィラホテル(上海衡山馬勒別荘飯店)
上海市の旧フランス租界に位置していて、おとぎ話の世界のお城のような建物で、上海の街中でも、ひときわ存在感を放っています。
建築の勉強をしている次女に付き添って、今回、見学に初めて足を踏み入れました。
2号棟の方へ進んでいくと、ホテルの歴史を語る展示コーナーがありました。
1936年にイギリス籍のユダヤ人の富豪マーラーが、娘が夢で見た「アンデルセンに出てくるようなおとぎの国の城」をイメージして建てさせた私邸をホテルとしてリニューアルしたのだそうです。
すごいスケールでございます。。。。
その奥には豪華で落ち着いたロビーに続きます。
そのホテルロビーの一面に広がる「緑のステンドガラス」の美しさに目を奪われてしまいましたっ
建物見学メインで訪れたら、こんな立派なステンドガラスがあったなんて。
緑の木がデザインされた立派なステンドガラス。
その奥には、お庭の背の高い本物の新緑の木が見えます。
特にこの時期の、溢れるような初夏の緑と光の輝きが、ステンドガラスを通って、
送り届けられたプレゼントのように、全身に降り注ぐよう
緑と光とガラスが出会った時の美しさは、光差すテラスで、緑茶をガラスポットで淹れる時の感動と似ています。
時間や天気によって様々な表情を見せる神秘的なステンドグラス。
中国茶も朝の光のもとで淹れるお茶と、夕方の光で淹れるお茶とでは、茶葉や茶湯の色合いも感じ方も異なります。
今まで、特に意識していませんでしたが、このステンドガラスを眺めながら、緑と光とガラスの織り成す神秘的な輝きの魅力を再発見です
見学はロビーまでということでしたが、ゆったりできました。
(上海に15年も住んでいると、その辺は顔の面が厚くなっています。。。)
アンティークなお部屋も可愛いいようで、今度は是非お泊まりで訪れてみたいものです
上海衡山馬勒別墅飯店 マーラーヴィラホテル
住所:上海市陝西南路30号
電話:021−6289-1020
今日も1日お疲れ様でした