五月五日は、二十四節気の第7番目の節気「立夏」。

 

立春と同じように夏の「気」が立ち、天地に緑が満ち始め、カエルやミミズも顔を出し始める時期と言われています。生き生き輝く光と、生命力が溢れんばかりの緑がまぶしい立夏。

 

上海では、立夏に、卵を食べると暑い日に熱が出ることがなくなる、滋養強壮になると言われているようで、中国の友人たちから、季節の挨拶とともに、卵の写真が送られてきました。

 

 

 

 

 

揚州市では、立夏の日に緑茶を飲む風習があります。確かに緑茶を飲むと、熱を下げ、排尿を促し、解毒するのにも役立ちます。

 

夏に入ると体がだるくなりやすく、それを防ぐための風習が中国には、この他にも多くあるようです。

 

貧血気味で、体がだるいと言っていた娘に、明日の朝は、ゆで卵と緑茶を用意しようと思います。