夏の間、日本へ帰国していました。

その間に、お茶の先生のご自宅に伺い、娘と一緒にお茶のお稽古をしていただけることに。



玄関の打ち水、掛物、水屋何を見てもその一つ一つが、趣があって興味深くついつい動き回って眺めてしまいます。。


15年近くも上海で生活していて、あらためて日本のお茶室に触れることになったという背景があるせいか

先生のご自宅のお茶室は、美しくて繊細で趣きがあって、何をみても芸術品として完成されているような、そんな感動を覚えました。


まさに日本文化の素晴らしさがそこに凝集されているような感じがしました。


娘達からは、敷居が高いイメージかなと少し気にしていたのですが、

実際に触れてみて、良い緊張感もあり、心が落ち着きとても貴重な経験ができたと帰途、晴れ晴れとした表情で語っていました。



上海で、教育関係の仕事をしておりますが、これからの子供たちにとっても茶道のお稽古というのは

子供の心を豊かに育み、礼儀作法を身に着ける上でも大変素晴らしいかと思います。



日本では、課外授業としても茶道クラスなどありますが、中国の大人だけでなく、子供たちにも触れてもらう機会があればと改めて感じました。



中国茶から、日本の茶道へとぐいぐいとその世界にはまっていっております。