サーフィンなんて、生まれてこのかたやったことがないのですが、最近見た夢の中で、私はサーフボードに乗って、虹色の波の中に乗って、ぐんぐんと綺麗に光る波の世界を進んでいるのでございますサーフィン



そして、「あぁ、こんなに綺麗な景色、爽やかな面白さは、子供たちに味わってもらわなくては、あのわがまま娘たちに見せてあげなくちゃって」思っている自分がいて、



そう願いながら目が覚めたのでした目






最近思うのは、本当に心が動かされた時って、大切な人にも伝えたいなという気持ちでいっぱいになったりしているということ。




でも、そこでお節介を焼いたり、自分の好きなことを他人に強要しては、意味がないわけで、、いつかタイミングが合った時に、私が感じた喜びを、家族の人や友人にも味わってもらえる時があったらいいなと思ったりするこの頃。





お茶教室での高級プーアールを飲みながら、夢のことを思い出し、そんなことを感じました。






このプーアル茶は苦くて、個性的な味わい。それでも、3,4杯目のある瞬間から深い甘みに変わるから、その味わいの変化に感動してしまいます。。



口全体に広がる深い甘みが、食道や胃までやさしく温めてくれているようで飲めば飲むほど、体の芯からやさしい香りで満たされていくような感じです。




その味わいを口の中、体の中いっぱいに留めておきたくて、口を開けておしゃべりするのがもったいないほど。今までは活発に意見が飛び交っていた教室も、穏やかで静かな雰囲気に包まれています。




この時のシアワセ感をぜひに、娘にも味わって欲しい!と家に帰って、せっせとお茶を淹れたりするのではありますが娘たちは小さいカップで何杯にも分けて飲むこと自体が面倒な様子シラー




そうだよね、面倒だよね。もっと大きいカップに淹れてがぶがぶと飲みたいところよねと、昔、中国茶に対して抱いていた当時の私を思い出したりもします。




このプーアール茶の魅力は何といっても、苦みが何層にも分かれて奥深い甘みに変わっていく所です。


でもその為には、奥深い甘みを味わうことの感性も必要となります。

味わいの変化を待つこともできるし、その深い味わいを堪能できる包容力という感じでしょうか?

それには、スピードや目の前の刺激を求めていくような若い時代には無理かもしれません。
自分から積極的に取りに行くという野心よりも、忍耐力や包容力で待つ力というか
そんな力が持てるようになるには、様々な経験を積んで、たくさんの痛みや愛情も受け取ることができるようになった中年期以降かもしれないからです。



わがまま娘が中年期になった頃、私はいくつになっている?!! でもまぁいいか、気長に、おばあちゃんになった時に、プーアール茶を淹れてあげようと、それが密かな楽しみにもなりましたにひひ




若い時代には若い時代の特性にあった、茶葉もあることでしょう。
レッスンを受けながら、その特性を勉強しながら、世代にあった茶葉選びも楽しみの一つとなりましたニコニコ