春、別れと出会いの季節ブーケ2






今年は、特に日本へ帰国される知り合いが多く、その中でも上海に来たばかりの年に、知り合った親友が帰国することもあって、本当に別れを寂しく感じています汗






上海に来たばかりで、右も左も分からない状態で、まずは言葉のマスターだと中国語を大学で勉強することにしたのですが、その時に知り合ったのが彼女でした。




クラスは違ったのですが、渡り廊下でたまたま会って、上海へ来た時期も中国語を始めた時期もいろいろと似ていたせいもあってか話がしやすくて、そこから気づいたらもう10年以上の歳月が流れていました流れ星






最大の私の理解者であり、戦友のような感じでもある彼女。人の幸せを親身になって冷静にかつ愛情をもって接してくれる彼女の温かさにじーんと何度も救われました。




一見厳しかったり、そっけない感じもするのですが冷静で客観的であろうとしてくれる態度こそが実はすごい能力であり、最大の優しさでもあるということを私は彼女から学びました。






上海で知り合った日本の方の送別会では、送り出すことばかりで、でも彼女が居てくれるからという、大きな頼りも、もう今年の春でできなくなってしまいます。




思えば、上海に来て、刺激的で華やかで楽しくて、でも辛くて、苦しくて、寂しくて、いっぱいの感情や変化に対応しながら、どうやって自分らしく楽しく美しく生きていけるのかということが私たちのおしゃべりのテーマでしたし、向上心と好奇心溢れる彼女とのおしゃべりは本当にたのしかったです虹




そんな彼女が置き土産にプレゼントしてくれたのが、茶器セットお茶


そして今のお茶教室を薦めてくれたのも彼女。




彼女に、私はお茶があっているよと言われて、彼女との別れと共に本格的なお茶レッスンのスタートとなって、これもある意味で別れと出会いなのかと感じてしまいます。




中国のお茶の先生に、日本の茶道で大事にされているという「一期一会」の話を、日本人の私に説明してくれました。




別れは寂しい、でも、本当にあの時大学の廊下で声をかけあう縁がなかったら、この友情も実在しなかったのかもしれませんし、その奇跡のような縁を大事にしてきたからこそ、きっと離れてても繋がりあっていると思える。何かあっても、この繋がりは絶えないのだからという、そんな気持ちになれた出会いに感謝する思いですキラキラ






日本でも有名な一期一会という言葉。改めて検索してみると、なるほど、やはり奥が深いです。






4月、春の出会いに期待しながら、日本に帰省した時に、彼女に美味しいお茶を淹れれるようになりたいですニコニコ