レッスン初日は、お茶の心得について
茶芸師の試験で問われることを習いました。
その1 優雅で落ち着いたふるまい
その2 落ち着いたファッション
その3 静けさが大事 ※しゃべり方から、アクセサリーやヒールなどの足音にも注意
その4 香水はつけないように
要するに一言でいうと「文静」が大切だということ
この「文静」という言葉。確かに、中国の人たちが人を評価する時などによく使われる言葉ではあるのですが、上品でしとやかで物静かであるという意味の言葉です。
上品でしとやか、今でも身に着けたい大切な要素として取り上げられるのは分かるのですが、物静かという形容まで入ることに、不思議な感じがしていました。
とにかく、にぎやかで自己主張が大切な中国において、物静かということとは真逆な感じがしたからです。
ただ、こうして中国伝統のお茶の勉強をしながら、つくづく昔の人達は、静かであることを大切にしてきたのだなと。静けさによって、堪能できる見えてくる世界があったのだと。
それは、お茶と真剣に向き合う時に、自分の心を静かに落ち着かせることだということなんだと、教えられました。
それはぜひに、女子力UPの意味でも「文静な私を」身に着けていきたいものです
そして、その2のファッションについて、身に着けるものから茶芸は始まっているということ。
自分らしさと茶芸にふさわしいファッションに留意することが大切だということなのです。
茶友のフさんは、茶芸ファッションということで、いつも麻のスカーフをおしゃれに身にまとっています。
伝統的なチャイナ服から、さらに個性を大切にしながらそれぞれのファッションを楽しんでいて、フさんの毎回のレッスンに着てくるファッションチェックが密かな楽しみになってしまいました。
私も何を着ようかと、上海にあるちょっとおしゃれなチャイナテイストのブティック巡りが楽しくなりました。
と、その前に勉強、勉強