「なんか音がしっくりこない」そんな違和感ありませんか?
こんにちは、マイスターです。
今回も珍しく佐藤が書いてます。
カーオーディオでよくある悩みのひとつがこれです。
・ボーカルがセンターで歌っていないように聞こえる
・音がバラバラに聞こえる
・なんとなく落ち着かない
実はこれ、かなり多くの車で起きています。
そしてほとんどの人が「こんなもんか」と思って聴いています。
でも本来の音は、そうじゃありません。
プロボックスの場合はさらに顕著です
プロボックスはダッシュボード上の
10cmスピーカーがメインとなる構成です。
この構成だとどうなるか?
ボーカルがセンターで歌っていないように聞こえたり、
音が右側から鳴っているように感じやすくなります。
さらに小口径スピーカーのため
低域が出ず、音はどうしても軽くなりがちです。
その結果
・音がしっかり聞こえない
・ボリュームを上げる
・でもうるさく感じる
という状態になります。
なぜうるさく感じるのか?
これは単純に音量の問題ではありません。
無理に音量を上げることで
スピーカーが歪み始めます。
特にこのような構成では
中高域で耳に刺さるような歪みが出やすくなります。
その結果
音量はそこまででも
「うるさい」「疲れる」と感じる音になってしまいます。
原因は「音のねじれ」
車の中は左右対称ではありません。
運転席に座ると
右のスピーカーは近く
左のスピーカーは遠い
つまり、音の到達時間がズレています。
その結果
・ボーカルがセンターに定位しない
・音がバラバラに聞こえる
これを当店では「音のねじれ」と呼んでいます。
ご提案内容について
今回の商談の中で
本来であればドアに16cmスピーカーを取り付けるプランもご提案しました。
やはり音の土台となる部分は
物理的なサイズや取付位置が大きく影響するためです。
ただ今回は
・できるだけ純正の状態を活かしたい
・大きな加工は避けたい
というご要望もあり
ダッシュスピーカーを活かした構成で進めることになりました。
その分、調整でどこまで音を引き上げられるかがポイントになります。
今回のプロボックス
今回のオーナーさんは
バンドでドラムをやっている方。
音にはかなり敏感な方です。
今回の作業では
サブウーハーを追加。
これにより今まで表現できなかった
低域の厚みや土台となる音を再生できるようになります。
取付完了後の状態
実は、取付しただけの状態では…
フロントスピーカーとサブウーハーが
バラバラに鳴っている状態になります。
・低音はシート下から鳴る
・中高域は前から鳴る
・まとまりがない
音は出ているのに
「音楽としてしっくりこない」状態です。
調整内容
ここからDSPを使って調整を行います。
・タイムアライメント(音の到達時間を揃える)
・クロスオーバー調整(各スピーカーの役割分担)
・左右独立のイコライザー調整
左右で別々に細かく調整することで
崩れていたバランスを整えていきます。
調整後の変化
調整後、オーナーさんの第一声がこちら
「ベースの音がここで鳴ってる…!」
と、ダッシュボードの上を指差して驚かれていました。
サブウーハーで追加された低音も
フロントスピーカーと一体になって鳴ることで
音に厚みと立体感が生まれます。
ただ低音が増えるだけでなく
“前から鳴る低音”として感じられるようになります。
使用した主な機材
・アルパイン DA7
調整機能を搭載しているヘッドユニット
・カロッツェリア TS-F1050
コストを抑えつつバランスの良いスピーカー
・カロッツェリア TS-WH500A
シート下に設置できるコンパクトなサブウーハー
まとめ
カーオーディオは
スピーカーを交換するだけでは完成しません。
むしろ重要なのは
調整です。
純正スピーカーでも
ディスプレイオーディオでも
ここまで変わります。
そしてさらに上を目指すなら
DSPは非常に有効な手段です。
最後に
「なんかしっくりこない」
その違和感、実はほとんどの車で起きています。
そして
そのまま乗っている方がほとんどです。
今回のようにしっかり調整することで
音はここまで変わります。
まずはお気軽にご相談ください。
プロボックス以外の車種でも対応可能です。




