ベイビー・ブローカー 』を観てきました!



キャストが発表された時から、楽しみにしていた作品でございます!

ソン ガンホさんとイ ジウン(IU)ちゃん、カン ドンウォンさん、ペ ドゥナさんという、大好きな役者さんが大集合!


6月のシフトを組む時に休み希望を出し、公開初日の最初の上映時間、ワタクシ的には一番観やすいと思う席を予約して、割引無しで観てきましたよ\(^o^)/




心苦しい題材ではあったのですが、どこか温かいといいますか、救いのある物語だったと思います。


サンヒョン(ソン ガンホさん演)、ドンス(カン ドンウォンさん演)はそれなりの生い立ちや過去があるのですが、卑屈になったり暗くなったりし過ぎず、いいコンビ。

ちょい余談ですが、お二人が以前共演された作品のタイトル『義兄弟』という関係が再び!なんて思いながら観てました。


個人的には、ソン ガンホさんが古めのミシンを踏んでいる姿に萌えましたね(知らんがな)。



あと、ヘジンも!

素直でかわいくて、抱き締めたくなっちゃいました!

大人(とウソン)だけだったらぎすぎすしていたかもしれないところにヘジンの無邪気さが加わったことによって、彼らの関係がよりよいものになったんじゃないのかな。


一方ソヨン(イ ジウンちゃん演)は自分の罪を必要以上に背負い込んでしまっているようで、胸が痛くなりました。

罪には代わりなくても、ソヨン一人が悪いわけではないでしょうに…。

ウソンが可愛くないから、邪魔だから手放すというよりも、罪を犯した自分のそばには置いておけないという気持ちからくる言動。

正しいか否かで測れることではないけれど、そんなソヨンの考え方も、愛情の一つの形であるのかも。


IUちゃんとしての姿とは違うイメージの、スモーキーメイクであまり笑わないソヨンも、やはり惹き付けられるものがありました。


是枝監督がイ ジウンちゃんの歌声を聴きたくて加えた、というシーンは、ソヨンなりのウソンへの愛情の表れであり、その歌声を聴ける以上に大切で、なくてはならないシーンだったと思います。




偶然出会った警官や、病院の職員等に家族だと見られた5人は、最終的に別れてしまうのですが、なんらかの形で繋がっている未来なのかな。

そして、その後のサンヒョンは…。




『万引き家族』と双子のような位置付けというこの『ベイビー・ブローカー』。

どちらも血の繋がりがあるわけではなくても、それぞれを想う情の繋がりの強さがじんわり伝わってきました。


 


そしてなんと言いましても!

ウソンが激烈に可愛い過ぎました( ´∀`)

眉毛も可愛いよ♡


ドンスが警官に連れていかれる時、ドンスのことを目で追って何か言いたそうにしていて、切なくなりました。

本当に可愛くて、赤ちゃんがお好きなかたは「あんなかわいい子を手放すなんて!」と思われるかもしれませんがw

しかし、人間を産み・育てていくのはきれいごとだけでは立ち行かなくなることもあります。

サンヒョンが言った

「全部を一人でしようとする必要なんてない」

という言葉もまた、大切なメッセージだったんじゃないかな。


태어나줘서 고마워

生まれてきてくれて、ありがとう


ソヨンがこの言葉を言う時に部屋の明かりを消したのも、ドンスの愛情だったのだと思います。


実はウリオンマとも観に行く約束をしておりますよ!

二回目も楽しみです!




おまけ!

ソヨンが使っているコスメ、IUちゃんがCMしてるものだったような!

↓こちらのメーカー(画像は我が家のご近所スーパー)!