韓国映画『アンダードッグ 二人の男』を観ました!
うりしゃいにの炎のカリスマ・ミノ吉さんの映画初出演にして主演!
しかも韓国で大人気の俳優・マ ドンソクさんとの共演とあって、公開前から楽しみにしていた作品でございました。
しかしどうにもこうにも日程が合わず、観に行けなくて…。
という作品が、GyaO!で配信されてる!
しかもそれに気付いたのが配信終了前日!
実はこの日、現在公開中の映画を観に行こうかなーと思っていたのですが、予定変更して自宅でミノ吉さんを観ることに致しました。
作品の感想と参ります。
今回はちょい辛口(^-^;
ぶっちゃけ、
ミノ吉さんとマ ドンソクさんの
無駄遣い
だと思ってしまいました。
自らの理解力不足を棚にあげて…!と言われてしまうかもですが、約2時間の映画では、ミノ吉さん演じるジニルがなぜああいった暮らしをしているのかという背景を描ききれていなかったように思います。
ジニルとガヨン達の4人が窃盗や転売・食い逃げ等を繰り返しているのは、家庭環境に恵まれないからだというのは分かったのですが、ジニルがなぜそこまでガヨンを手放したくないのか…。
もちろん、若い彼なりに愛しているからだというのが一番の理由なのでしょうけど、それ以上に何かしらあるのでは?と思ったりしたのですが、そこは特にエピソードがあるわけでもなく…。
先輩?の彼女だったガヨンをジニルが奪ったため、出所したてのイカれた先輩から報復を受けるのは分かるのですが、先輩とジニルがどんな関係だったのか、ガヨンにどんな魅力や過去があって二人から好かれているのか。
その辺りがいまいちぼんやりしてて…。
確かにガヨン、かわいかったのですけどね。
それ以上に何かあるのでは?と思ってしまったのです。
マ ドンソクさんは、売春しようとするガヨンに客として出会います。
これはワタクシの勝手な思考からだったのですが…。
実は彼は、客を装ってガヨンに接触したものの、そこからガヨンを説得・更正させるいい人なのでは!
と、ほんとに勝手に想像していたら、単純にただの客だったというね…。
「マブリー」(マ ドンソク+ラブリー)というニックネームがあるほど人気のドンソクさんだってのに、今回はラブリー要素はほぼほぼなかったような。
あ、奥さんにばしばし叩かれるシーンは、ちょっとかわいかったですね!
(あんな風貌のドンソクさんを叩けるなんて、奥さんこそが一番の強者だわ!)
ミノ吉さんもほとんど笑顔を見せることなく、タバコを吸い、殴られて血だらけになったりと、男くさい役どころでした。
ミノ吉さんにきゅんとするのは、血気盛んなならず者のジニルが、仲間であるミンギョンに「パスタ食べに行こう」と頭ぽんぽんしたり(結局パスタは食べてないしw)、中学生であるジウンの前で汚い言葉を遣う時には耳を塞がせたり、タバコを吸うのをとどまったり、という些細なシーンだけでした。
ラストシーンも、
「…で?」
という感じでしたし、そもそも登場人物に男性が多くいるので、タイトルの「二人の男」が誰と誰?みたいなところもあり…。
あ!いろんな組合せがあるよ!ってことだったのかなぁ?
脚本が、なんとも惜しかったかな…。
映画ではなく、連続ドラマだったらもっと細部まで描けたのかも。
(でも毎回血みどろ乱闘シーンのあるドラマなんて観る気しない)
なんといっても、ミノ吉さんにはもっと爽やかでキラキラな役とか、どんくさいけどそれがまたいとおしく見えるような役なんかが似合うんではないかな!
↑結局そこ(  ̄▽ ̄)