韓国映画『タクシー運転手   約束は海を越えて』を観ました!
だいぶ前に!



大好きな韓国の映画俳優・ソン ガンホさんの主演作です。
録画したものを一度一人で見て、これはなぁにも見せたいなーと思い、二人で二度目を観ました!
なぁ、どれくらい理解できたかしらん?




1980年に起きた実際の出来事・光州事件を描いた作品です。
作品のラストでは、主要人物であるドイツ人記者ご本人のインタビューも観られます。

光州事件では、学生・市民からなるデモ隊と戒厳軍との闘争があったのですが、韓国政府は戒厳軍による暴虐を国内外へ報じることを阻み、打ち消していたのです。

光州がいかに荒廃した状況であるかを世界へ向けて発信しようとするドイツ人記者と、彼をソウルから光州へ、そして必死の取材の成果である撮影記録と記者を無事にソウル→国外へ送り届けるためにタクシーを走らせる運転手。

二人それぞれの立場の使命感や、そこから生まれる友情、そしてそれを支える人々の情の厚さに胸を打たれます。

報道の重要さ、真実がねじ曲げられずに伝えられることの大切さ、そこに携わる人々の情熱。

それらがあってこそ情報を知ることができる、ということへの感謝や敬意を持たなければだな、と思いました。



韓国の俳優さんで、好きな方はたくさんいますが、やっぱりソン ガンホさんは別格かな!
ドラマにはご出演されないので、映画でしか拝見できませんが、やっぱり大好きです!

俳優さんの中には、「どんな役を演じても◯◯さんでしかない」と思えて、それがマイナス要素的になってしまうかたもいらっしゃるのですが…(←生意気(;´д`))。

ソン ガンホさんはどんな役を演じられてもソン   ガンホさんで、でもどんな役もまた、それぞれ異なる魅力を持つソン ガンホさんで。

どの作品も期待と安心感があり、見飽きるということは、決してないのですねぇ!