韓国映画「マラソン」を観ました!
- マラソン [DVD]/チョ・スンウ,キム・ミスク,イ・ギヨン
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自閉症の青年・チョウォンが、マラソンを通して成長していく姿、
そしてその母も、息子と共に成長していく姿を描いた作品です。
主人公・チョウォンにチョ スンウさん。
こちらの↑お写真、かっこいいわー!
自閉症を演じるのって、きっととっても難しいんじゃないかしら。
所作に関しても、そして…、なんて言ったらいいのでしょうか…。
「度合い」とでも言いますか、過ぎても足らなくても、というあたり。
母親にキム ミスクさん。
そしてコーチとして、世界大会で1位を取った経歴のある元有名ランナー・ジョンウクが、
飲酒運転で社会奉仕命令を受けてチョウォンの学校に来ることになります。
そのコーチを演じられたのが、イ ギヨンさん。
イ ギヨンさん、今まで観た作品の優しくてしっかり者、というキャラクターがとても好きでしたが
(「恋人」のオム常務とか!)、
この作品では今までとはちょっと違い、ぐーたらてきとーなコーチ。
良くない言葉使いだったり(韓国は罵る言葉が多いような…)、荒々しいキャラでしたが、
それもなんだか面白かったなー。
俳優さんってすごいなー。(←いつまで経っても初歩的な感想しか言えないワタクシ。)
障がい者と社会奉仕命令で嫌々引き受けることになったコーチ。
先日観た「ホームランが聞こえた夏」と似た設定でございますが、
この「マラソン」は実話を基にした作品だそうです。
チョウォンの純粋さに心を洗われながらも、母親の苦悩に胸を締め付けられました。
私のような未熟な母親が言えたことではございませんが、
子供を育てることって、もちろん楽しいこともございますが、そればかりではございません。
その上、自閉症の子供を育てていくことって、きっと並大抵のことではないと思います。
自分の子供を想うあまり、守ってあげたいあまり、
いつの間にか度を越えてしまうことがあってもおかしくはないと思います。
親の立場としては精一杯サポートしているつもりでも、
周囲からは過保護と見られてしまったり…。
チョウォンには弟がいます。
しかし、母はチョウォンにかかりっきりで(母としてはそんなつもりはなくても)、
弟は寂しい想いをしていたのです。
障がい者に対しても、
それからその家族に対してももっと理解を深めていかなければ、なんて思いました。
チョウォンの純粋さ・純真さ・イノセント(←全部同じかもしれませんが、とにかく「まっさら」な感じ)、
そしてそれを演じたチョ スンウさんが眩しかったです!
さてさて、2011年・迷走者的映画ランキングでございますが!
9月に鑑賞しました5作品を加えまして、現在のところこんな感じ↓でございます!
1→戦火の中へ
2→ホームランが聞こえた夏
3→7級公務員
4→母なる証明
5→ハーモニー 心をつなぐ歌
6→マラソン
7→今、愛する人と暮らしていますか?
8→HOLIDAY
9→Shall We Dance?
10→映画は映画だ
11→カンナさん大成功です!
12→二重スパイ
13→あなたの初恋探します
14→のだめカンタービレ 最終楽章 前編・後編
15→Sad Movie
16→毎日かあさん
17→ユー・ガット・メール
18→不夜城
19→食客 優しいキムチの作り方
20→僕らの七日間戦争
21→PROMISE
22→愛 サラン
23→オペラ座の怪人
24→笑の大学
(オレンジ→劇場で鑑賞、薄紫→自宅で鑑賞)
今月はとにかく、「ホームランが聞こえた夏」に出会えてよかったです!
ウォンビンさんの「アジョシ」も観に行けるといいんだけどなー。