昨今、日本で韓国ドラマ・俳優・K-POP等、いわゆる韓流の人気は、

もはや「ブーム」ではなく、一つの文化として定着しつつありますね。


韓国旅行・留学をされる方や、韓国にお住まいになる、または韓国でお仕事をされる方も、

少なくないのかもしれません。


私は学生時代に初めて韓国旅行をし、すっかり韓国に魅了されてしまい、

それ以来、ハングルや韓国文化を独学ながら少しずつ学んでおります。


そんな私が韓国に興味を持ち始めた頃、ある出来事が起きました。


2001年1月26日。


山手線新大久保駅。


多くの方がご存知だと思います。


線路に転落した一人の日本人を救出しようした日本人のカメラマンと、韓国人留学生が、

その尊い命を落とされました。


その出来事を基に、「あなたを忘れない」という映画も創られています。

(以前書いた感想はこちら )。


外国で見ず知らずの人のために、電車が迫り来る線路に下りる勇気。


外国で大切なご子息を亡くされたご両親の悲しみは、いかほどのことでしょう…。


飛行機に乗らずとも韓国へ行った気分になれる、

韓国好きな方々からは「聖地」とも呼ばれる新大久保。


将来は日韓の架け橋になりたい、との意志を持って日本で勉強されていた、

当時26歳の李 秀賢さん。


現在の日本には、10年前には想像しなかったほど、

韓国の文化が受け入れられていると思います。


秀賢さんの思い描いた日韓に、少しは近づいているでしょうか…。


何の面識もなく、私のような者がおこがましいとは思いますが、

1月26日は李 秀賢さんを偲ぶ日として、記憶しておきたいと思います。


それとこれは、ブログの内容とは全く関係ございませんが…。



うたえ!迷走者!-CA3H009600010001.jpg


家の近所で撮った写真でございます。


きれいに咲いた梅の木のそばに、お嫁さんの家具を運び入れるトラックが止まっていました。


寒い日でしたが、なんだか温かい気持ちになりました。