ああ私、なんか今、体偏ってる!
って時、ありません?
私はある。
そーゆー時、思い出すのはいつも、数年前に習っていた太極拳の先生の言葉です。
一番最初のポーズで
「右にも左にも乗らない、自分は真ん中。
両手両足、平等に」。
ゆったりした音楽に合わせて、膝を曲げ両手を肩の高さまでゆっくりあげるところから始まるのだったと思う。
こっちかなー、いや、やっぱりこっちかなー とかってごちゃごちゃ考えて体のあちこちに変な風に力が入っている自分を意識して、
力抜いて!落ち着け落ち着け…と自分で諌めることができる気がする。
半年も続かなかった太極拳なのに不思議だけど、体を使いながら言われた言葉って、体の方でも記憶している、みたいなとこがあるのかも。
そのたった一部の記憶だけが、私にとっての太極拳。
いつかまた、ちゃんと習いたい。
おばあちゃんになってからでも。