こんにちは。
関西出身35歳のパート主婦、meisouママンです。
現在、夫と1歳半の子供と、関東の山奥に暮らしています。
そもそも。
家の中と私だけにモンスターな母、見てみぬフリのスルー力抜群の父のもと、三人姉弟の長女として育ちました。下の二人は弟。
何からどう説明していいのか分からないのですが、精神的にけっこうな虐待を受けて育ちました。
これ、虐待って言っていいのか?しかも自分で?という恥ずかしさや逡巡もありましたが、もういい。
私は被害者だったと思う。そして今も。そう言い切ることに決めた。
どんな?殴られたり放置されたりということはめったになかったけど、
「お前が悪いお前が悪い死んでまえや!出て行け!・・」などと、1時間も2時間も自分の悪口を言い続けられた末、家から追い出される、ようなことは物心ついたときからあって、誰にも助けを求められないし、中学生くらいまでは、どこの家もこういうものだと思っていた。
紆余曲折あり、結婚・出産・子育て・・となったとき、またもやモンスターな親が自分を邪魔するわけです。
それは母本人である場合もあるし、私の中に長年巣食っているモンスター母の幻影のこともある。
こんなに子供と女性と虐待がクローズアップされている現代。
きっと、被虐待者が母になったときにフォローしてくれる団体がどこかにあるだろうと思って検索したら、見つけられなかった。
私はただ、このややこしい母を持つ娘の大変さを、「そうだよねー」とか言い合って笑い、自分はモンスターにならずに毎日を暮らす勇気を分け合える友達が欲しいと思ったのです。
「うちの母ってこういう人でね」という、普通の人が聞くと「え?」といわれがちな面倒な説明と、その説明を聞く相手のリアクションにストレスを覚えない場所で。
そこである日、「そういうサークルを作りたい」と市の窓口に相談したら、言われたのです。
「NPO法人を作るなら、5人以上必要です。まずはご自分でブログか何か始めて、お仲間を集めてはいかがですか?」
と。
NPO法人・・とまでは考えていませんでしたが、去年の私がそれを見つけていたら、きっと喜んで電話したと思う。
だから、自分と同じようにそういう場所を探している人は絶対にいるはずだと思ったのです。
仲間、というか、ここにくればちょっと疲れたときに普通に毎日をやっていく勇気をもらえる場所、というか。
安定剤をもらうための病院でもなく、カウンセリングでもなく、自分で自分をなんとかコントロールして、明るく生きていくための、ちょっとした心のゴミ箱というか、日々の階段の踊り場というか。
そういう場所がほしいと思いました。
普通に育った人にはわかりにくい心の前提というか、なんというか、そういうものを分かり合える場所、
普通の人から見て「どうしてそういう反応になるのか?」と言われてしまうこの反応の理由を、当たり前のこととして受けとめあえる場所。
私が作ればいいんだ、じゃ、作ろう!と気づいたその日。
まだ何もしていないのになんだか勇気が出て、話してもピンとこない様子の夫(当たり前か)に必要以上に八つ当たりすることもなく、私って孤独・・・という、自己愛に浸りすぎることもなく、淡々と心穏やかに毎日の雑事に取り組んでいる自分を発見したのです。
「私にはココがある」って、思ったのかもしれない。
あなたは、大丈夫ですか?
母からの被害を受けた人が母になるのって、よっぽど昇華できてないと難しいと思うから。
私は内田春菊さんの「ファザーファッカー」を読み、「私よりひどいめにあってる!・・・がんばろ。」と思って生きていた。
でも、春菊さんみたいに自立した自分の職業を持った女にはなれなかった。
普通の女でいいじゃん。普通の女をもう少しラクにやっていきたい。
だって、ずっと働いて生きてきたのに、結婚・出産で仕事やめたら、再就職に賛成してくれた人って、職安マザーズコーナーのお姉さんだけだったんだよ?
こんな世の中おかしいと思うし、バカみたいだと思う。
あ、すみません、脱線しました。。
虐待、とまではいかなくても、ややこしい養育者、持っちゃった人。
でも、過去なんかにとらわれず、もっと自分をやっていきたい人。
話しませんか?
で、結局何なの?って文章になっちゃいましたが、ややこしい親を持ってても自分は自分の好きなように明るく楽しく生きていく!
子育て中じゃなくても独身でも、「あ。」って思った方、一緒になんかやりましょ。
いい未来をつくるためには、のびのびしたこどもを育てるのが一番だと思う。
のびのびしたこどもを育てるには、自分がのびのびしてなきゃだめだと思う。
自分の親なんてもう古い人間。古い人間のしたことや言うことなんか気にしないで、
もっと自由に!もっと明るく!もっと楽しく!
てなわけで、このブログは、こどもの頃に親から傷をうけたけど、自分はふつうに楽しく生きて子育ても楽しみたい人たちのための場所です。
どうぞよろしくね!