あんな風になりたい、と思う人はいますか?
その際「形から入る」というのは大事ですし、
それしか「方法がない」かもしれません。
しかし、それはあくまでも「型」であり、「形式」でしかないといことを、
よくよく理解していないと、
意味がないどころか、あなた自身を縛る弊害にすらなるでしょう。
なぜなら、型式に捕われて、
あなた本来のものを忘れたり、使わなくなるからです。
あなたが「自分を突破」するためには、
形式では起こりません。自分自身を超えることになるので、
何よりも「あなたらしく」いることです。
このテーマは「スピリチュアルな話」なので、そういう話をしますが、
例えば、
「ブッタは肉を食べなかった」
から、ブッタのようになるために「肉を食べない」という形式を選択し、ブッタの生活様式を真似る。
もちろん、その人に近づくために、
その人のように振る舞い、真似をすることは、
確かに近道というか、唯一の「入り口」かもしれません。
しかしブッタは、
肉を食べなくなったから「ブッタ」になったわけではないのです。
ブッタは王子に生まれ、
疑問を抱き、
国を捨て、
厳しい修行の末、
そして瞑想の末、
悟りを開き、
ブッタ(目覚めた人)になり、
「肉を食べなくなった」のです。
だから仮にあなたが「ブッタ」のようになりたいのなら、
「肉を食べない」ことではなく、
瞑想をすること、かもしれません。
しかし「瞑想する」というそれもまた「形式」です。
ブッタは「悟り」を開いたわけですが、
ただ瞑想したわけではないし、
ただ修行したわけではないのです。
ブッタはブッタになるための人生を歩んだのです。
スピリチュアルな叡智を知りたいとか、
スピリチュアルな能力を身につけたい、
という憧れも、
そのスピリチュアルの叡智を知る人や、能力者の形式を真似るのは、
本質とは関係ないのです。
モノマネは、どこまで行ってもモノマネです。
そもそも、あなたは「自分」に成ることしかできず、
他に誰にもなれない、ということを知るべきです。
あなたはどうなりたいのか?
あなたは一体誰なのか?
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普段はnoteメインで書いています。