メタバースと呼ばれるようなインターネット上の仮想空間が存在します。
映画、ドラマ、アニメ、漫画。仮想空間へ行き来するストーリーは20年くらい前からあり、今はそれらがフィクションではなく、現実にある。
そして世界のテクノロジーはそちらへ向かっている。
こちらの著書も、完全にその手の話である。
スピリチュアルの世界観では「宇宙は仮想現実」という考え方があり、この小説はテクノロジーによる仮想現実と、この宇宙の仮想現実の狭間から、「自己存在」を描いている。
しかし今これを読んでいるあなたが、自分の思考や身体、そして五感で感じるすべての世界が仮想空間だなんてわかるはずもない。
その辺はあくまでも「ファンタジー」として楽しみ、そこから示唆を受け、学び取っていく。芸術作品とはすべからくそういうものであろうと思う。
今現在、VRゴーグルをつけて3Dゲームや映画を観ても、確かにリアリティは感じるだろうが、それを「現実」とは思えないだろう。
しかし、もっと高度なテクノロジーでやられてしまっては、我々はそこが誰かのこしらえた仮想空間と気づかずに、その中で生きることになる。
本当の肉体や精神はどこにあるのだろう？
そこではあなたは「データ」になってしまう。数値化され、サーバーに管理される。
それを次元上昇と呼ぶか、下降と呼ぶかは解釈次第だが、確実に今の世界からの次元移行ではある。
つまり我々は誰か頭の良い人たちの作り上げた、彼らの意図や思惑を反映した仮想世界に入ることが、今訪れている「風の時代」であり、「水瓶座」の時代なのだろうか？
あなたが向かう先は“そこ”で良いのか？
それが「楽」だと思うなら行けばいいし、何も考えずに流されるなら自動的にそこに行ける。
しかし、もしも別の方法を模索したいのなら…。
答えはあなたの中にある。あなたにしかわからない。
誰も教えてはくれない。どんなマスターでも、どんな賢い人でも。
しかし、自分の内側へ向かうための方法はあり、それは伝達が可能である。
あなたが選ぶしかない。
勘違いしてほしくないのだが、
その道は険しく厳しいわけではない。
時に複雑なパズルはあるだろうし、上り坂もある。
だが、自己成長しながらの自由な道は、魂がもっとも喜ぶ道である。
https://x.com/mirokukensuke/status/1723494055307583817?s=46&t=p_KPwmxWpPcu6hiVr3aIQg
余談だが、
宇宙は仮想現実、
ゆえに、
なんでも思い通りなる、
と謳うスピリチュアル系インフルエンサーも多い。
彼らの人生が全て思い通りになってるのかは知らないが、とにかくそう主張し、その方法とやらを情報商材として売っている。
それに賭けてみるのもいいが、その賭けに敗れたり、そもそもその主張に疑問を感じるのなら、目の前のことに丁寧に向き合う人生を歩むことをお勧めする。
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