第2章 瞑想を続けていただ原因不明のラップ音に毎晩悩まされ睡眠不足に

 

 

衝撃だった初めての瞑想体験から、私の瞑想に対する疑問や興味が次々と沸いてきました。

瞑想について書いてある本も、いくつも見てみましたが、瞑想をして幽体離脱のようなことや、オーラが見えるなんて、どの本にも書いてありませんでした。

「あの経験は一体何だったんだろう??」「もう一度体験をしてみたい」

その一心で、私はほぼ毎日仕事から帰って食事やお風呂を済ませ、寝るまでの時間に、あの日教わった瞑想をやってみました。

 

あーでもないこーでもない、あの時とは違うなー、といろいろ考えながら瞑想の練習をしていました。

今になって考えてみるとその時の私は、「あれと同じ体験をしたい!」という“欲”のかたまりで、とても瞑想状態になれるような意識では無かったと思います。

何かを目標にしたり、何かを目指して考えながら瞑想すると言うのは頭の中でずっと思考がくるくるしている状態ですからあの時のような純粋な瞑想の状態になるわけがなかったのです。

 

でも当時の私にはそんなことは分からず、ずっと繰り返していればまたあの時のような不思議な同じ感覚が得られるんじゃないかなとひたすら瞑想を続けていました。
それから数ヶ月間瞑想の練習を続けていたある晩、寝る前にいつものように瞑想しようと目を閉じた瞬間「パシっ」という何かが弾けるような音が聞こえました。

目を開けて周りを見回してみましたが、そんな音のするようなものは部屋の中に全く見当たらず音が鳴った経緯もわかりませんでした。「何だったんだろう??」と思いながらまた瞑想をして眠りました。

 

まさかこの日から、この謎の音に悩まされる毎日が始まるとはその時は思いもよりませんでした。


次の日同じように寝る前に瞑想をしようとすると、また昨日と同じ「パシっ」という音が聞こえてきました。音の原因は何なのか分かりませんでしたが、たまたま何かの音がしただけだろうと思いそのまま瞑想を続けていました。

ところが、この「パシっ」という音が続けて鳴るのです。

さすがにそれはおかしいと思い、その音が聞こえる天井の方向をよく見て何か異変がないかと見てみました。でもいつもと何も変わず何の問題もなくその原因は全くわからなかったので、何かな~と思いながらその日も眠りについたのです。


なんとそれから日を追うごとに、その音はどんどんひどくなってきました。「パシっパシっパシっ」というリズムで、音が鳴り続けるようになったのです。

なんでこんな音がするの?不可解な気持ちでいろいろ原因を調べてみましたが、全くその原因は分からないのです。

 

音の鳴りそうな可能性もあるものをいろいろ考えて家の中のものを整理したり処分したり、壁や天井に何か当たりそうなものがあればそれは全部外したりしました。


それでもその音は鳴り続けるのです!私が瞑想しようと思った瞬間や、眠ろうとしたその時に、必ずその音が鳴りだすのです。

私はパニックになりそうでした!もしかしてこれは何か悪い知らせ?霊が憑りついてる??怖くなって、ものすごく不安になりました。

 

でも、そんな悪い予感や何か変な気配がするわけでもなく、ただただ単調にその音が私の部屋に鳴るだけなのです。

私はそれがたまらなく不快で嫌になり、瞑想ももちろん集中できるわけがなく「もしかしたらこの変な音は瞑想のせい??それなら瞑想するのはもうやめよう!」と思い瞑想するのを中止しました。

 

それでもその音は止まることなく、その原因さえ全く分からないまま、不気味にその音は毎晩鳴り続けるのです。

私はそのせいで睡眠不足になり、ノイローゼのようになってしまいました。その音は、私以外の家族には全く聞こえることもなく、他の家に泊まった時も、ホテルに泊まった時でさえ鳴り続けるのです。

 

私はその正体不明の「音」に対して、怒ってみたり、嘆いてみたり、お願いしてみたり、あらゆることを試してみました。「何のためにこの音は鳴ってるんですか?」「私に何か伝えたいことがあるなら分かるように伝えてください」「もういい加減にして!!」「お願いだから、もう音が鳴りやんでください」できることは全部やってみました。

でも、その音は、私のどんな声にも答えることもなく、ただ無機質に単調に鳴り続けるのです。

 

私は占いや鑑定士、霊能者、何人もの方に安くないお金を払って真剣にその音について尋ねたり、回答を求めました。

けれど、そのどれもが私には腑に落ちない、「なんか違う」という気持ちをぬぐうことができないものでした。

その音は結局それから数年間もずっと続きました。最後の方はもうあきらめというか、その音にも慣れてきて「またか」という感じで、瞑想もなるべく気にせずできる時にはやっていました。

 

そしてその音に耐え続け「こんな不可解なことって無いよね・・・」と思いながら瞑想を続けていた私に衝撃の事件が起こるのです。

なんと、またまた突然に「人の体の中に自分の意識が突然入り込んでしまう」という経験!

しかも、入り込んでしまったその体の持ち主がよりによって、大嫌いだった人!

そしてその大嫌いな人の、絶対に見たくない場面だったんです!!

 

そのお話は次回に続きます。

下矢印下矢印下矢印

第3章 ある晩、突然自分があの人の体の中に!

 

 

現在はこの謎の音はほぼ聞こえることはなくなりましたが、結局それが何なのかは謎のままです。

毎日静かに夜瞑想をしたり、眠ることができる今が本当にありがたいなと思っていますニコニコ

 

 

今日もこのブログを読んでくださり、本当にありがとうございます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

あなたの1クリックでちょっと私が幸せになれます。

よろしくおねがいします。


スピリチュアルランキング