『宗教、すなわち組織化された信念は

明らかに秩序、深くかつ永続的な平和を

もたらす助けにはなりませんでした。』

「瞑想と自然」春秋社

以前、雑誌の取材で次のような質問を受けました。

「ヨガで平和になる?

ヨガ人口が増えれば、世界そして地球は平和になるだろうか?

変わらないだろうか?」

私の返答は以下の通りです。

「ヨーガが宗教と切り離して広まるならば、

多少は平和に貢献するはず。

しかし宗教と密着してその布教の道具と化すならば、

平和に逆行すると思います。

歴史を振り返ってわかるように、

人間は神仏の名の下に戦争と虐殺を繰り返してきました。

殺生を戒めているはずなのに・・・。

宗教&ヨーガ人口の多い国は果たして平和な歴史だったでしょうか?

スピリチュアルという言葉は美しいですが、

同時に血の匂いが漂っていることを歴史から学ぶべきですね。」