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 英単語はその一つだけを取り出して提示されたら、かなり英語力のある人でもその意味を即答することは困難だ。例えば、compulsoryという単語を見て、この単語の意味がすぐにいえる人はなかなかいない。しかし、以下の文脈の中でなら意味は分かるはずだ。

  My daughter will finish compulsory education next year.

 英単語というのは英文の中で意味が分かればいいわけで、単独で覚えるべきものではない。だから、単語集の英単語の意味を一生懸命覚えてもあまり意味はない。それより、いろいろな英文を読むべきだ。

 

 ちょうどセンター試験まで残すところ1か月となった。現実問題としてもうそれほど大幅に学力が向上することはない。これからはどれだけ確実に得点できるところを増やすかが大きなポンインとなる。不得意を克服することよりも、できそうなところをつぶしていくのが得策である。勉強も戦略が大切で、残り1か月の自分のstrategyを考えてみよう。最小の努力で最大の効果が発揮できるように。

 高校生の英語の教科書はEnglish Expression(「英語表現」)とEnglish Communication(「英語コミュニケーション」)の二つがあります。English Expression は簡単に言うと英作文の教科書で、English Communicationは読解の教科書です。

 English Communicationの教科書は勉強以外の目的、読書のつもりで読んでも十分面白い内容です。現代社会のいろいろな新しい知識を授けてくれます。私なんかは生徒に教えながら、「へーそうなんだ。」と思うことが多々あります。ある程度英語が読める大人の方にもお勧めの書物と言えます。

 興味深い内容が満載のEnglish Communicationの教科書なのですが、学校の現場ではしばしばLessonをまるごととばすことがあります。これは現場の先生の時間が足りなくてできないという理由もあるでしょうが、それよりももっと、英語の先生は文系だからという理由が大きいように思えます。どこを飛ばすかを観察してみると、理系の内容を題材にしたLessonが飛ばされることが圧倒的に多いのです。でも、理系の内容を題材にしたLessonの方が内容は面白いです。だから高校生のみなさんは学校でとばしたLessonも自分で読んでみることをお勧めします。辞書を引きながら自分で和訳を作ってみましょう。間違っていてもかまいません。概略は理解できると思います。こういう勉強を冬休みにするといいです。

 私の塾がある広島市では中学生は3学期制ではなく前期・後期の2学期制である。それで今が最寄中学の中間テストの最中。定期テストの期間中で大切なことは、終わった教科のことはもうくよくよ思わないこと。気分を一新して翌日の教科に取り組むようにしよう。終わってしまったことを後悔しても始まらない。Go for it!

 3歳の子供に話しかけるときは、人はみな3歳の子供が話すような幼児言葉でしかもゆっくりとしたスピードで話しかけています。これは3歳の子供には大人同士が使う言葉は理解できないし、大人の話すスピードにはついていけないと私たちが経験上知っているからです。このことをリスニング問題に当てはめて考えてみると、3歳の子供の単語力、話すスピードしかないところに10歳の子供のレベルで問題を出されるので何を言っているのかわからないということになっているわけです。

 そこでどうやって聞き取ることができるようにするかですが、まず自分の語彙力を増強する必要があります。このことは想像に難くないと思います。意味の分からない単語が矢継ぎ早に出てきたら当然何を言っているのかはわかりません。

 次に必要なのは、自分の音読スピードを上げることです。このことは知らない人が多くいます。一度ネイティブが話している音源に合わせて同時読みをしてみてください。とても速くてついて読めないはずです。3歳の子供話すスピードしかまだ持ち合わせていないわけです。だからそれを10歳の子供のスピードまでレベルアップしましょう。最初は日本語にはない英語独特の抑揚とかまで意識する必要はありません。とにかく速く読めるように訓練します。英語を話すときに使う口の筋肉は日本語で使うそれとは違うので練習しない限り上達はありません。速く読めるようになったら、ネイティブの話す英語の抑揚に注意を払ってみましょう。そうすれば、少しずつ聞こえてくるようになります。