センターが終わった。予想よりできたという人はあまりいないだろう。これが本番の恐ろしさだ。過去問を解いていた時には7割はできていたので、これくらいはいけるだろう思っていても、本番ではそんなには取れなかったはずだ。これが高校入試と全然ちがうところだ。なぜそうなるかは別の紙面に譲るとして、大学受験生はいち早く次の目標に向かって歩み始めるべきだ。明日には大手予備校の志望校判定が出るので、国公立の2次試験(個別試験)でどこを受験するかが決まったら、それに向けて突っ走ろう。ただその前に私大の試験がある人は、その過去問は必ずやっておこう。滑り止めでも、過去問をやって傾向を知っていないと痛い目にあう。私は早稲田と明治に受かりながら、すべり止めの専修に落ちてしまった。できるだろうと高をくくって過去問をやらなかったのだ。
私は英語に関してはオリジナル教材を使うことが多い。その理由の第一は、市販の教材でも、塾専用教材でも使いにくいから。教材作成をする人は実際に教えることはあまりないのだろう。生徒が間違えるポイントがわかっていない。trueありがとうございます。例えば中学生だと、some とmany の意味を取り違えてる人は多い。また、th で始まる単語が整理できていない人は非常に多い。these, there, their, those などがごちゃごちゃになっている。なので、私の教材は、これら生徒がなかなか覚えられない単語が何度も出てきて、自然に覚えられるように構成している。一般のワークだと単語練習するのは新出単語だけだが、私のオリジナル教材だと基本単語が何度も出てくる。塾生以外の人、全国の塾経営者の皆様にも販売しています。
私の好きな英語の読み物に高校生の Communication English の教科書がある。内容が心理、経済、工学、医学など多岐にわたっている。読んでいてへーと思うことがよくある。特に Communication English Ⅱの方は、日本人が書いたのではない、ネイティブが書いた英語の原文がそのままで出てくることも多々あり読みごたえがある。高校生にはぜひとも辞書を引きながら悪戦苦闘し意味を捉えていってほしい。Communication English の教科書を辞書を引きながら和訳する作業は地味だが、確実に読解力の増加する勉強法だ。
そんなCommunication English の教科書だが、学校ではよくLessonを丸ごと一つ飛ばしてしまうことがよくある。確かに1年で消化するには多すぎる内容になっている。そして問題なのは、飛ばされている Lesson の内容である。ほぼ、理系の内容のところが飛ばされている。これは、英語の教師はだいたい数学や物理、化学の苦手な典型的な文系人間がなっているので起こる現象なのだと思う。しかし、飛ばされてしまう Lesson に実に興味深いことが書かれている。読まないのは実におしい。
学校で飛ばした Lesson がある高校生は、この夏辞書を引き引き和訳を作ってみよう。下手な講義を聞くよりは、よっぽど勉強になる。
夏休みは自由に使える時間がたくさんある時なので、不得意科目を克服する絶好の機会とされている。しかし、実際に勉強したことがある人ならわかるはずだが、不得意を徹底的に勉強するのは非常に苦痛だ。下手をすると、ますます不得意になるかもしれない。
夏は得意教科をなおいっそう得意にする機会だと私は捉えている。自分の得意教科を誰にも負けないくらい、絶対の自信が持てるくらい勉強した方が、効率的に全体の底上げができる。偏差値が英語55、数学45、国語50で全体では50だったとすると、数学の偏差値を5上げるよりは、英語の偏差値を5上げて全体の偏差値を挙げた方が効率的だし、、簡単で苦痛ではない。
ただし、不得意を全く勉強しないのはよくない。毎日不得意教科から勉強を始め、その時間は30分程度にとどめよう。今持っている知識を忘れない程度。その後は自分の得意教科を最後に、時間を十分とって勉強しよう。
今の世の中、全体が平均的で特徴がないよりは、一芸に秀でていた方がよい。
現代の高校生には、いわゆる教科書は英語では、English Communication と English Expression の2冊である。前者が読解と文法で、後者が英作文と文法である。つまり、文法のだけの独立した教科書はないのである。個人的には、文法の教科書があり、文法の授業時間があったほうがいいように思う。
日本人は英語をいくら勉強しても一向にしゃべれるようにならないので、文法重視の英語教育は止めようということになり、かつてはGrammar といって文法の授業があったのだが、今はない。そして、会話に重点を移行したかったようだけれども、日本人の英会話能力は一向に向上していない。いや、むしろたどたどしい話し方でも文法的には正しい英語をしゃべっていた昔の方が日本人の英語力は高かったように思う。現代の日本人の英語は、文法はめちゃくちゃで発音はむちゃくちゃというのが正直なところ。
このような状況だからこそ、塾では英文法を教えることが喜ばれ、塾生の総合的な英語力アップにつながっている。当塾では、私の作ったオリジナル教材で、「体系英文法」という講座を開講している。全20時間で71,000円と高額な講座だが喜ばれている。
文法を体系的に学ぶと英語はわかりやすくなります。受験生にとってはこの夏が英文法を まとめる最後のチャンスです。