平素より明星大学男子ラクロス部の活動に御支援、御声援いただいている関係者の皆様に感謝申し上げます。
2年AT 松本大輝です。
24シーズン2戦目の東海大学戦に向けた私の思いを綴ろうと思います。拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。
昨年のリーグ戦では一度もBOXに入ること出来なかった。観客席から声援を送ることでしかチームに貢献出来なかった。
同期でBOXに入る人もいて悔しい思いをしたのと同時に、先輩方の勇姿を見ていると次の年のリーグ戦への期待の思いも高まっていた。
そして迎えた24シーズン。
シーズン当初に行われたキックオフミーティングで、今シーズンのチーム目標を立てた。
皆で立てた目標は「1部昇格」
この目標に対して、私は荷が重いと感じていた。実現可能な目標にするべきだと思っていた。
この思いが変わったのは夏合宿が明けてからのことだった。
夏合宿で辛いことや楽しい経験を共にした4日間は非常に充実したものとなった。
1部昇格出来る自信はまだ持てていなかったが、「このメンバーで1部昇格したい」という思いは強くなった。
合宿が明けると、いよいよリーグ戦が目の前に
全員が活気に溢れて初戦を迎えた。
試合が始まる前、私は緊張と期待に溢れていた。なぜか分からないが、勝てる自信があった。合宿中ラントレを頑張ったおかげで、メンタルが鍛えられたのだろうか。
コートに立つと緊張を忘れ、プレーに集中できた。
試合ではチームとしての最初の2得点を私が決め、良い流れを持ってくることが出来た。
終盤までシーソーゲームが続き、どっちが勝ってもおかしくない中、掴み取った勝利は大きい。この流れで次戦も良い雰囲気で臨めそうだ。
私がシーズン当初から掲げていた「リーグ戦で得点する」という目標も達成し、デビュー戦としてはかなり好成績で終えた。
東洋戦を勝利で終え、
これまでの「1部昇格したい」という思いから
「もしかしたらいけるかもしれない」と少しずつ目標に対する思いも変わってきた。
しかし東洋戦では自分のプレーで納得のいかないものも多かった。相手ロングの25番は体が大きく怖かった。1on1から逃げてしまったりパスミスも何回かあった。
東洋戦での勝利を無駄にしない為に、次戦も絶対に勝たなくてはいけない。東洋戦で得たものを東海戦までのこの2週間で改善し、自分が出来る最善の状態で東海戦に臨む。
東洋戦で点を決めた時、皆が駆け寄って来る姿や試合終了の笛がなった時の皆で喜びを分かち合った、あの最高に楽しかった時間をもう一度味わいたい。
東洋戦でのあの瞬間はラクロスを続けていて、この部活に入って本当に良かったと思った。
皆の喜ぶ姿を見るために、頑張る。
そのために東海戦でも暴れます。東洋戦以上に活躍します。更に進化した姿を見てください。