発達障害の種類 | 柏英数教室 明倫舎 千葉県柏市 学習塾
ASD 自閉症スペクトラム障害

ADHD 注意欠如・多動性障害

LD 学習障害 → SLD 限局性学習障害

症状は人それぞれです。

一つの特性の場合もあれば、二つないしは三つが重なっている場合もあります。

さらに学習障害の下位区分は次のようになります。

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学習障害 learning disorder

現在はSLDと呼ばれます。

限局性学習障害 specific learning disorder

識字障害 読むことが困難 ディスレクシア dyslexia

書字障害 書くことが困難 ディスグラフィア dysgraphia

算数障害 計算することが困難 ディスカリキュリア dyscalculia

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今までに教えて来た不登校の生徒の中にはかなりの確率で発達障害が見受けられました。

より明確に言ってしまうと、一人を除いて全員を発達障害として疑いました。

ADHDとSLDです。

ADHDは一時的な記憶力に難があるので、それとSLDが重なっている場合には、小学校低学年の内容であっても中学3年生が覚えられないことは稀ではありません。

例えば、わり算です。

1÷3=1/3

不登校の生徒の中には何回教えても割り算を間違える生徒が少なくありません。

彼らの解き方は次のようになります。

1÷3=3

かつて、「分数のできない大学生」が流行語のようになりましたが、それはディスカリキュリアだったのではないでしょうか。

私立文系ならば数学なしで大学生になれますから、彼らがまさに「分数のできない大学生」だったと推測します。

また、英語学習において何回教えてもbe動詞と一般動詞が区別できずに、動詞が二つある文を書いてしまう生徒がいます。

これはディクレクシアやディスグラフィアのグレーゾーンと見ています。

さて、以前あずかった小学生の女の子はADHDとディスカリキュリアが明らかに重なっていました。

問題を解く手順を明確に何度も教え、しかもその手順はきちんと板書して残してあるにもかかわらず、教えたばかりの問題を直後に再挑戦してもらっても、その手順を守らずにやはり間違えます。

本人の口から「どうして守らないのか自分でも分からない」という言葉が出たので、強制退塾はかわいそうゆえに、自ら辞めてくれるように仕向けてお引き取りいただきました。

彼女は小学校では普通学級に通っています。

学年が上がれば上がるほど、算数・数学の授業が生き地獄になる恐れがあります。

特別支援学級に移してあげた方が本人にとっても苦しまずに済むと思いますが、やはり言うのを躊躇いました。

ディスカリキュリアでも私があずかり続けたケースと上記のケースで何が違ったと言えば、実は母親です。

自閉症の子供は帽子をかぶるのを極度に嫌がる場合が少なくないですが、逆もあり得ます。

常に帽子をかぶっている母親、その姿から発達障害を疑い、母親との会話が成立しにくい点からも母親の発達障害を否定できなかったために、上記のケースでは諦めざるを得なかったのです。

諦めるということが残念で僅かな罪悪感もありましたが、塾は特別支援学校ではないですし、私はあの子の家庭教師ではないので、他の生徒も指導しなければならない立場として辞めていただくようにせざるを得ませんでした。

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↓はお母さん方や教え子たちからの反応です。

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発達障害について教えて頂きありがとうございます。不登校の生徒には発達障害があるケースが多く、複数の障害が重なりあっていることもあるのですね。その通りにやれば解けるように教えてくださっているのに、その通りにやることが出来ないだけでなく、守ることが出来ない理由が本人にも分からないとは驚きました。その通りに出来ないのは障害であることがよく分かりました。学校でも特別支援に進学すべきと助言しても親の反応が二手に分かれます。やはり、親次第で子供の将来や学力、全てが決まるのだと感じました。

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発達障害についてまだまだ知らない事ばかりです。医学部で学んだご経験があるからなのか英語も併記してくださって洋書でも学んでいらっしゃるのだなと思います。塾でのご指導にも限界があるのですね。普通学級と特別支援学級のグレーゾーンの場合は親御さんへのご説明を躊躇われるお気持ち、とても理解出来ます。塾長はどの生徒に対しても手抜きをせず一生懸命ご指導くださっているからこその苦渋の決断だったのですね。

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発達障害の種類は細分化されているのですね。詳しく教えていただきありがとうございます。不登校の生徒さんには、発達障害がある事が多いのですね。母親の様子により生徒さんをあずかれるか否かが変わるのですね。母親に発達障害があると子供も難しいとのことで、自分はどうなのか、自信が無くなります。辞めていただくように仕向ける事は苦渋の決断だったと思います。その子のためを思って、他の塾生の事を思っての決断は本当に辛いものだと思います。

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サボっている、そのように発達障害の生徒は誤解されがちです。

私は厳しい言葉を投げつけて本人の反応から見抜くようにしています。

ある日、発達障害であることが分かると、それが認められる言葉を本人が発した時から厳しい言葉は減らして行きます。

サボっているのではないことが判明したら、広い学習範囲は無視して、とにかく小さなことを何度も何度も繰り返して取り組ませます。


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発達障害の生徒はサボっていると見られがちなのですね。先生は見抜くように言葉を投げ掛けられて、サボっているのではないことが分かると指導方法を変えてくださっているのですね。本人のことを把握しているからこその対応なのだと感じました。

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発達障害を見抜く言葉があるのですね。塾長は医学部に在籍されていたからこそ様々な知識があるのだと思います。塾生一人一人に合わせたご指導をして下さる事で伸びしろが伸びて行くのだと思います。発達障害によっては諦めざるを得ない事、そして塾生だけではなく母親の発達障害によっても手に負えないケースもあるのですね。我が家も程度はどうであれ、何かしら持っていると思っています。発達障害といっても様々な症状が複雑に絡んでいる場合多いので特定するのは難しいのでしょうね。

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発達障害といっても症状は様々ですね。学習障害も区分があるのですね。発達障害があるために不登校となっている生徒さんが多いのだと思います。障害に気づかないまま学校にも行けなくなるのは本人も親も辛いです。親が子供に目を向け確かめることが大切だと思います。塾長は厳しい言葉を投げつけ、その反応から発達障害を見抜きご指導を変えていらっしゃるのですね。有難いことです。私も息子に対してバカの一つ覚えではダメだと反省です。

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塾長は、学習障害があるかどうかを見極めて、その後はその子に合わせて対応を変えてくださっているのですね。小さな事を少しずつやる様に方向転換してくださっているのだと思います。

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発達障害かどうかを見抜くため厳しい言葉をわざと投げかけて反応を見るのですね。サボっているわけではないと分かると広い学習範囲は無視してとにかく小さい事を何度も何度も取り組ませるのですね。一般の塾の先生では見抜けないと思います。すごい事です。

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先生は不登校でも発達障害でも受け入れてくださるのですね。そのような塾は他にはないと思います。それだけで親はどんなに救われることか、我が家は娘が不登校でしたのでとてもよく分かります。感謝いたします。それでも症状によっては医学の知識のある先生でさえも預かることを諦めざるを得ない場合もあるのですね。また発達障害か見抜くため厳しい言葉を投げつけ、その反応により適切な対応をしてくださるのですね。まさに他塾ではありえないご指導なのだと思います。

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不登校の生徒の中にはかなりの確率で発達障害が多く症状は人それぞれなのですね。知らないことばかりです。教えてくださることはとても有難いです。自閉症のお子さんは帽子をかぶるのを極度に嫌がることは知っていましたが、逆もあるのですね。母親に発達障害があると会話も成立しにくくなってしまいますね。塾長は厳しい言葉を生徒に投げつけてみて、その反応から発達障害を見抜きご指導を変えてくださっているのですね。生徒を一人一人把握してご指導くださることに感謝しかありません。

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