高齢者が増えると同時に、認知症の方も年々、増加しています。そこで、認知症の方を支える地域資源を今日は書いていくぅ〜かたつむり




◎認知症ケアパス

認知症の段階に応じ、相談先やいつ、どこで、どのような医療.介護を受けたらいいのかの流れを示したもの。


◎かかりつけ医

認知症サポート医の支援を受けながら、適切な日常診断を行う。必要なら認知症疾患医療センター等と連携します。


◎認知症疾患医療センター

都道府県.政令都市に設置。

①認知症の鑑別診断、初期対応。

②BPSDと急性期医療に関する対応。

③専門医療相談

④地域保険医療.介護関係者への研修


◎認知症初期集中支援チーム

地域包括支援センターや認知症疾患医療センターなどに配置され、認知症が疑われる人、認知症の人、その家族を複数の専門家が訪問し、アセスメントや家族支援などの初期の支援を包括的、集中的に行う。


◎認知症地域支援推進員

市町村や地域包括センター、認知症疾患医療センターに配置され、地域の支援機関の連携づくり、認知症ケアパス、認知症カフェ、認知症の人や家族の相談業務などを行う。


◎チームオレンジ

ステップアップ講座を受講した認知症サポーターが中心となって支援チームを作り、認知症の人や家族に対し、外出支援、見守り、声掛け、話し相手などの具体的な支援をつなげるもの。

チームオレンジの立ち上げ、運営支援は、チームオレンジコーディネーターで、地域包括支援センターなどに配置される。


◎SNSネットワーク

認知症の人が行方不明になったときに、警察だけでなく地域の生活関連団体などが捜索協力して、速やかに行方不明者を見つけるしくみ。


◎認知症カフェ(オレンジカフェ)

認知症の人やその家族が、地域の人や専門職と、相互に情報共有し、お互いを理解し合う場。

チームオレンジの活動の場。市町村で取り組み。


若年性認施策の強化

都道府県ごとに若年性認知症コールセンターが運営され、若年性認知症支援コーディネーターが配置されている。就労、社会参加のネットワークづくりに加え認知症地域支援推進員や地域包括支援センターとのネットワークづくりの役割を担う。