あの出産から、もう一年も経ってしまった。
ついに、芽依ちゃんの誕生日を迎えてしまった。
大きくなった姿を想像する事も出来ないまま…芽依奈のいない1歳のお誕生日を家族で迎えた。
家族で、誕生日をお祝いした。
お姉ちゃんたちと差をつけたくなかった。
芽依は実際にはもういないけど…
でも、まるでそこにいるかのようだった。
けれど時折…
虚しさと哀しみに襲われそうになって…必死で涙をこらえながら、無理やり笑った。
生きていたら、1歳の誕生日。
いないのに、祝う意味はあるんだろうか…
ただ、虚しくなるだけ。
ただ、悲しくなるだけ。
ただ、寂しくなるだけ…
誕生日が、近づいていく度にそんな気持ちになった。
プレゼントは、早々用意したものの…
バースデーケーキは、なかなか決められなかった。
でも、その日の朝…
実母から電話が来た。
「芽依ちゃん、お誕生日おめでとう!お餅用意したんだけど、芽依は背負えないじゃん?だけど、取りに来て!」
そう、言われ実家に行くと…
母が、お餅を作ってくれていた。
長女にも、次女にも
母が用意してくれた一升餅を背負わせた。
母は、芽依の写真たてに話しかけながら
「芽依ちゃん…なんでいないのよ。
おばあちゃん、大きいお餅だと芽依ちゃん背負えないと思って、小さいお餅作ったんだよ。これなら背負えるかな。」
と、芽依サイズの小さなお餅にしてくれていた。
芽依の誕生日を覚えていてくれたこと…
平等に接してくれること…
やっばり、母親なんだなって…
思わず母の前で、嬉しくて涙が出た。
本当は、1歳なんて迎えられてないのに、誕生日を数えてくれるんだもん。
その日は、仕事も休みを貰っていたので、旦那さんと芽依のケーキを買いに行った。
やっぱり、ケーキ買いに行かなきゃ!って。
小さな小さなケーキにした。
前日までに予約すると貰える誕生日の日にちの入ったプレート付きのストラップ。どうしてもこれが欲しくなっちゃって…
どうしても、芽依の日にち入りが欲しくて…無理言って当日だったけど、お願いしてみたら、貰えた!

こんなの貰えるって知らなくて…!
偶然にも、1歳の誕生日だけ、こんなスタイもプレゼント。
なんか、嬉しいヾ(^v^)k
芽依のお仏壇の電気をつけて、お姉ちゃんたちが、芽依の代わりにケーキのろうそくを吹き消してくれた。
…長くなるので続く。
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