去年の秋に、「はまれぽ.com」という、
横浜のWebマガジンの取材を受けました。(報告遅すぎ)
内容は、
神奈川県は犬猫の殺処分ゼロを達成したけれど、横浜市はどうなの?
なぜ、神奈川は殺処分がゼロなの?
という読者からの疑問に答える内容の記事です。
前編が
「神奈川県動物保護センター」と「横浜市動物愛護センター」との比較。
そして、後編が
殺処分ゼロに伴う「闇:問題」の部分ということで
神奈川県のボランティア(私)の取材となっています。
記者の方は、かなり取材を丁寧に綿密にされていて
前編後編に渡っての大作となっております。
内容と要約すると、
神奈川県が、犬猫の殺処分ゼロを継続している背景には、
ボランティアの保護活動が活発であるということ。
そして、殺処分ゼロだけれども、
治療ができなかったり、施設が古かったりで、
収容動物たちの生活環境はよいとはいえないこと。
さらに、来年完成する「新しい動物保護センター」は、
収容動物の健康管理や治療ができる施設となってほしい、
ということが書かれています。
多額の寄付金や県費を投入して作られる、新しい保護センターは、
ハードの部分である「建物が新しくなる」だけではなく、
ソフトの部分、「収容動物たちの生活の質」もよくならなければ
立て替えの目的である
「処分する施設から生かす施設への転換」を達成することはできない
と私は思います。
新しい保護センターでは、
「収容動物の健康管理、治療ができるよう、臨床獣医を置いて欲しい」
それが願いです。
後編が私が取材を受けた記事です。
シャンプーボランティアも同行取材してくれました。
ぜひ読んで下さい。
殺処分「ゼロ」!?神奈川県における動物保護の光と影