朝、どこからとも無く胡弓の音色が・・・・。
まさかこんなホテルで朝から生演奏サービス??? と思いながら二度寝していたのですが、どうやらプロの演奏ではない。
結構間違ったりつまったりしながら演奏している。 どうやら練習しているらしい。
楽曲ってね、練習に練習を重ねて完成したものが始めて人に心地よさや感動を与えるものであって、練習中のものは正直雑音なのよね。
そんなわけで、朝から何故胡弓の雑音に悩まされた。 レベルで言うとマスオさんやしずかちゃんのバイオリンぐらい。。。
ついでにオッサン二人の話し声も聞こえる。何故だ。 どう考えても隣の部屋や上下階からとは思えない。非常に近くから聞こえる。。。
その謎は結構直ぐに解けた。
チェックアウトしようと思って部屋を出た瞬間、向いの部屋が開けっ放しになっており、1人のオジジが何やら語りながらタバコすってて、もう1人のオジジが胡弓を携えていた。
心の底からこんな所で何やってるんだろうと突っ込んだ。
ついでに、「邪魔しないで下さい」の印を出しておいたのに、9時頃掃除のオバちゃんが思いっきりドアを開けた。幸い二重ロックしていたのだが結局ガッツリ目が醒めてしまい熟睡出来ず・・・。
その後、お昼食べてマッサに行った。
なんと、「湯船に浸かった後は垢すりしてサウナ入って足と全身マッサージで158元」という素晴らしい店があるという情報を仕入れたので行ってみた。
受付で鍵を貰い更衣室に向った。
扉を開けた瞬間、何故か上半身丸裸で乳丸出しのオバちゃんが満面の笑みで声をかけてきた。
どういう事だろう。このオバちゃんはお客さん??従業員??? 何かわからんが上半身丸出しのオバちゃんに絡まれている事は変わりない。
動揺を隠せない私にオバちゃんは 「お風呂入るでしょ。はい、これタオル。脱いだらあっちに湯船あるから。」 とタオルを渡してきた。
どうやら従業員らしい。 何故従業員が上半身裸でパンツ一枚で話しかけてくるのだろう。 わからない。もう何もかもわからない。
しかもタオルは小さい。こんなものでは何も隠せない。 もう隠すことは諦めて潔くスッポンポンになって湯船に向った。(尚、タオルは持って帰れるというMyタオル制度。)
向った先には湯船が数個並んでおり、好みの漢方薬を選んで湯船に入れる事が出来、意味があるのか無いのか花びらも浮かべてくれる。ただ、花びらを浮かべてくれるのはオバちゃんなのだが。
ちなみに、そこの係りのオバちゃんは服を着ていた。
超超超久しぶりに温かいお湯に肩まで浸かって幸せ気分を満喫していたら、係りのオバちゃんに垢すり場へ移動だよと案内された。
そして、垢すり場(一応個室)の前まで移動した瞬間、案内係だと思っていたオバちゃんは豪快に服を脱ぎ、パンイチとなった。
それはもう、「よっしゃーーーーまかしとき!!」という台詞が似合う感じで。
シンセンの垢すり場のオバちゃん達は一応水着を着用していたが、こちらではそんなものはナンセンスらしい。
豪快に垢すられまくった後はサウナを堪能し、マッサ部屋のある階に移動したら超可愛いお兄ちゃん(でも天津訛りが凄すぎて何言ってるか聞き取るのが大変だけどそこも含めて抱きしめたい感じ)が部屋まで案内してくれた。
天津のお兄ちゃんはルックスに恵まれている率が高い。
ルックスが悲劇&喜劇になっている地域の人達に分けてあげたらいいのに。
中華風にデコられた小奇麗な部屋に通され、マッサ担当のおばちゃんを待っている間考えた。
案内係の可愛いお兄ちゃんみたいな子達が、垢すり係のオバちゃんと交代したら大変な事になるなと。
まぁ、、、、交代する事は絶対無いし仮に交代したら完全に違う店になるけどね。
ちなみに、更衣室からマッサ部屋に移動する際はエレベーターに乗るのだが、オバちゃんは上半身裸のままエレベーターホールまで私を送ってくれた。
そして、「私、服着ないといけないから。」とチョット恥ずかしそうにして更衣室に戻っていった。
私はオバちゃんが乳丸出しである事に慣れ過ぎてしまっていたが、オバちゃんには一応恥じらいがあったらしい。
その後、開発区まで帰るのに長い時間電車に乗らないといけないのだが、今日の帰りはなんと大当たりで四人がけ座席の私以外が全員若い男子でしかも全員好みだった。
「え??これって後で怖いオッチャンが出てきてチャージ払えとか言わないよね?もしくは15分ぐらい経ったら男の子チェンジしませんかとか聞きにこられたりしないよね?」
と思わずDOKIDOKIしながら友人にLINEで実況中継していたのだが、幸いにもチャージも発生せずチェンジも無かった。
何といっても、私好みの「色白で筋肉質で背が高くて骨太なんだけど手足が長くて切れ長EYES」な男子が三人並んだのである。
スロットだったらもう大当たりでどうにも止まらない状態。
若いから腹部から腰にかけてのラインがすっきりしているなぁっとシミジミ観察してしまった。
だって、会社にいるのは揃いも揃ってお腹ぽっこり(自分含む)だからね!!!
そうなの・・・私、こういう系統の男が好みなの・・・なのに何故こういう系統と正反対の系統しか存在しないところに6年もいてしまったのだろう。
と思いを馳せていたら一人の男子が居眠りを始めた。
どうして若い男の子の寝姿ってこんなにも可愛いんだろう。
そんな素直な思いを友人にLINEで告げたところ、
「リアルにキモいこと言わんといて」 と返事が返ってきた。
そんな感じで帰宅して、汚れまくったバスルーム掃除して…疲れが取れたのか取れてないのかわからない週末が終わった。
さて、来週はどうなることやら。