震災、そして雪。これでは復旧作業もはかどりません。
ニュース見ているだけで重苦しくなります。
サウジ、も、雪降ってます。
サウジも毎年降りますよ~。
異常気象ではございませぬ。
いつものことです。
サウジ北部のどこの町なのかはわかりませんが、この冬の雪の様子です。
気温は高いのか、溶けて洪水になってしまってます。
基本的にサウジの道路は排水溝が設置されてないので、
そこら中水浸しです。
ところで、
2015年くらいでしたか、雪だるま禁止令が出ました。
これで北部の風物だったサウジ雪だるまも消滅・・・
・・・かと思いきや、地元民も負けてはいませんでした。
寒いでしょう。熱いアラビックコーヒーを一杯どうぞ。
・・・と、楽しんでおりましたら、
「偶像崇拝に繋がる!雪だるまは禁止だ!」
「何言ってんだ!雪だるまは俺たちの地方の文化だ!」
と、反論。
でも禁止になってしまった。
そしてその後どうなったのか・・・
ならばうさぎさんならいいだろう。(ちと妙なうさぎですが・・・)
「いや、動物もダメだ!西洋的だ!」
イスラーム云々の次によく出てくるフレーズです。西洋的!!
雪で動物作るのが西洋的???
雪降る地域ならアジアだろうがどこだろうが、作ると思いますが・・・。
★雪だるま反対の言い分
雪だるまを作るのは西洋の粗雑な模倣だ。
「それは我々の伝統に何の価値も持たず、西洋に魅了される人々は、
彼らの文化ではなく、彼らの発明や科学を見習うべきだ」
それでも地元民はそう簡単には引き下がりません。
しばしば白熱したオンライン論争を引き起こしていた。
「雪が降るのはほんの数日、もしかしたら数時間で、
私たちの喜びや楽しみを奪おうとする人が必ずいる」
と投稿した。
「私たちに残されたのは、座ってコーヒーを飲むことだけだ」
と彼は言った。
ならば、
雪ラクダ
ラクダはヨーロッパにはいないもんね💛🐪
これこそアラブ的💛
こうやって、禁止されている間も激論が交わされていたそうです。
西洋的がどうこうと言われても、
アラブに西洋のものは普通に存在しているわけだが、
どういう西洋がダメなのか、さっぱりわからない。
でもこの冬からはついに市民権を得た雪だるまさん。
これからもサウジ北部の冬は、雪だるまで賑わうこととなりました。
あ、雪降らない地域は???
大丈夫。砂だるま作ってます。
サウジの砂って、濡らすと固まってくれるのですよ。
(場所によって砂質に違いはあるかもですが)
ではまた次の冬にもお会いしましょう。