暗殺未遂事件!????? | サウジアラビア回想録・meimeifinklのブログ

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現在は日本在住です。
既に過去のことになってしまったサウジ生活。
あらためてもう一度最初から、砂漠での経験談を綴ります。
アラブのいろんな話と
サウジアラビアでの仕事の回想です。

真偽のほどは定かでないのだが、

サウジのムハンマド皇太子が襲撃された?・・・らしい。

 

ここ一か月くらい、公の場に姿を現さない。

予定の行事もキャンセル。

 

負傷して治療中なのではないかと?

元皇太子のムハンマド・ビン・ナーイフ氏の話によると、

負傷しているが、命に別状はないとのこと???

 

改革改革で突き進んでいるがゆえの事件か???

 

皇太子のボディーガードは、

多いと40人くらいついていることもあるらしい。

そのうち19人が殺されたとの情報も?

 

相当激しい銃撃戦だったのか?

それとも爆弾か?

 

公式な発表はないみたい。

 

はたして実際のところはいかに?

 

その昔、1975年に暗殺されたサウジ国王がいる。

 

第3代サウジ国王ファイサル氏。

アラビア語のwikiに載っている、若かりし頃のファイサル氏。

 

彼もまた大改革を推進した人であった。

初代国王の3番目の息子。

そして来日したこともある。

 

日本に来ると狙われる???

そんなジンクスは勘弁してもらいたいが・・・・・。

 

ファイサル国王は女学校を作ったり、

(それまでは女子教育はなかった)

テレビ放送を開始したりした人であります。

 

当然、王族の中からも大反対の勢力も現れる。

1966年、テレビ放送開設に反対する甥のハーリド王子が

テレビ局を襲撃し、追い詰められてテレビ塔に登る。

そして射殺される。

 

その仇を討とうとしたのか、

またもや甥のファイサル・ビン・ムサーイド王子によって

至近距離から顔に3発の銃弾を受けて暗殺された。

後に王子は公開斬首刑となった。

 

現在のサウジ社会は、

こんな大きな犠牲を払った過去があるのでした。

 

さあ今度も大改革が進行中。

中心人物はムハンマド皇太子。

 

2万人もいると言われている王族。

それだけいれば、大反対派の人物も大勢いることでしょう。

命がけの改革です。

 

ムハンマド皇太子の運命は・・・???