飛鳥side




今日はついにプリンシパル当日。
初めてだからすごい緊張する。



周りをみればセリフを何度も繰り返してる子、緊張で泣きそうになっている子、選ばれますようにと願っている子。
余裕そうな子は誰1人いない。



私もセリフを忘れないようにと何度もくりかえしているけど、なぜか今日はなかなか頭に入らない。



さっきから少し頭が痛い気がする...
でも、それに気を取られている暇はない。
練習しなくちゃ...。



マネ(本番20分前でーす
それでは移動しまーす



ついにきた。
集中集中...。
みんな真剣な表情でエレベーターに乗り込んでいく。



奈々未(飛鳥。顔色悪いけど大丈夫?



飛鳥(へっ?!



奈々未から言われたことにびっくりして、つい変な声を出してしまった。



確かにさっきから少し頭が痛いけど、私そんなに顔色悪い?
奈々未はそういうところすごい敏感なんだよね。



すると...



生駒(飛鳥ちゃん、無理しないでね。
途中ダメそうだったら、ちゃんとはけるんだよ?



奈々未の言葉を聞いていた生駒ちゃんからも心配されてしまった。
でも私、そんなはけるくらい頭痛いわけでもないし...
大丈夫だよ。



マネ(着きましたー
これからミーティングを始めまーす



全員(はーい!
よろしくお願いします!



いつものようにミーティングが始まった。
注意点や確認したいところをひとりひとり言っていく。



約5分ほどのミーティングが終わり、毎回恒例の円陣をくむ。



桜井(今日はついにプリンシパル当日です!
みんな今までの練習の成果をしっかり発揮しましょう!
いきます!



全員(せーの、のー(手拍子)、ぎゅ(手拍子)、ぎゅ〜、せーの努力、感謝、笑顔、うちらは乃木坂上り坂46!



マネ(それでは舞台袖に移動しまーす



あー緊張する。
いまにも頭の中が真っ白になりそう。
落ち着け飛鳥。自分を信じろ。
大丈夫大丈夫...



そう自分に言い聞かせていると、



白石(飛鳥、頑張ろうね!(トン



後ろからまいやんがそっと背中を叩いてくれた。
すごい安心感。
よし!頑張ろう!



(Overture〜♪)



マネ(それでは本番でーす
         どうぞ!



よし!行ってきます!