白石side




............ガチャ



奈々未(おはよー



白石(あ!
         ななみんおはよー!



いつものようにななみんに抱きつく。



あれ...?
ななみんいつもより熱い...?



白石(ななみん、もしかして熱ある?



奈々未(え?
             ないよ、大丈夫!



嘘だ。強がってる。
私にはわかるよ。



だってもう何年もこうして一緒にいるのに、気づかないわけがない。



ななみんは自分のことを表に出さないし、少し体調悪くてもこれくらい大丈夫!って強がる性格なのも知ってる。



だから、そんなななみんが時々心配になる。



本当はそんなに強いわけじゃないのに。
みんなの前では強がってるけど、少しくらい弱いところあってもいいんだよ?



白石(ならよかった!
         でも、無理しないでね!



奈々未(うん、ありがと。



ななみんには気づいてないフリをして、一応無理はしないでねと約束しておく。



あっ、そーいえばこれから歌収録だった!
早く着替えにいかなきゃ。



白石(ななみん着替えに行こー!
         今日は乃木中の歌収録からだってー!



奈々未(おっけー!
             これ置いてくるからちょっとまってー



荷物を置きに行っている間、ドアに寄りかかってななみんが来るのを待つ。



なんか今日、だるそうなんだよなぁー。
お願いだから無理だけはしないでほしい...



何も起こりませんように...。
それだけを祈って仕事に向かった。