そもそも、なぜゆめちゃん乳ガンを発見してしまったのか???

それは、港区から来た人間ドックで、マンモグラフィーを行ったからです。


しかし、この五月に早期退職していなかったら、
絶対絶対受けていなかったわ。
去年も一昨年も、いちおう婦人科検診は行きましたが、
触診してもまったく触れもしないので、
マンモなんか、絶対受けてなかった。

港区のマンモの無料券は5年に一回。
つまり、今回を逃すと、次は50才。
5年後だったら、もうOUTだったかも。

たまたま、行った病院がマンモグラフィーの機器を持っていたので
言われるがままに検査していただいたが、
もしなかったら、わざわザそのためだけに別の病院に行ったとは思えない。
自分がガンになるなんて全く考えたことなかったもん。


さらに幸運なのは、私のガンはなかなか見づらいところのようであったが、
(今年も触診では異常なしでした)
そこにいらした乳腺外科の先生がとても優秀な方で
マンモグラフィーを見落とさず、再検を進めてくださったこと。


乳がんの診断は、結局、
先生が写真をどう見るか?である。
エコーやレントゲンをどこまで読めるか?
ここがポイントのようだ。


さらに、その先生が、
「どなたか懇意にしている先生がいないなら、
僕の所に来ますか?」
と、誘って下さり、
私もまったく右も左もわからないので、
そちらのお世話になることになったのだが
その方、とても良い先生だったのです。

そんなわけで、安心してお任せすることができたのだ。
お医者様との信頼関係は本当に大事。
本人が信頼できる人でなければ
命は預けられないわ。
相性もありますよね。質問しやすい、とか・・・・
夫は、セカンドオピニオンを訊くことも考えていたけど、
私はもうこの先生にお任せすると決めたので、
それに従ってもらいました。

ちなみに、夫はそれでも
「セカンドオピニオンも聞きたいのですが・・・」
と、先生に言いました。
先生は、まったく嫌な顔をせず、
「必要ならば、どこにでも紹介状を書きますよ。」
と、おっしゃって下さいました。
懐深い先生です。


ここでいう、セカンドオピニオン、とは
決して先生の診断を疑っているのではなく、
単に、自分がガンであることを受け入れられない、ということです。
ほかの病院で、違う医師にも「あなたはがんです。」と言われなければ
どうしても、納得いかない・・・そんな気持ちです。
それほど、私とガンは遠い遠い関係だったのですよ。



最初のマンモグラフィーから手術まで2か月という早い展開が可能だったのは、
このような偶然があったからなのです。

ゆめちゃんは、ほんとにラッキーなのです。


って、今のところは。
明日から入院か・・・・。