8/10 [森田十雨]作 柿のヘタ茶碗 青山清書付共箱 | アートギャラリー名工

アートギャラリー名工

ブログの説明を入力します。

アートギャラリー名工、WEB管理担当の渡辺です。


先月にもお知らせ致しましたが

お盆休みも近づいてきていることですので

再度、お盆期間に伴う休業のお知らせをさせて頂きます。


当店では


2016年8月13日(土)~2016年8月16日(火)まで


お盆期間となりますので、下記の営業日程となります。



上記の表の赤い色は休業日ベージュ色は営業日となります。



休業日は商品の発送・ご入金確認・お問い合わせのご回答等の業務を

お休みさせて頂きます。


この期間でもオークションは開催しておりますので

商品を落札する事は可能です。

但し、休業日にご落札されたオークションへの対応につきましては

当店の翌営業日とさせて頂いております。


今回のお盆期間中の休業期間前の最終発送日は8月12日(金)です。

この日の午前中の入金分に対しては当日発送させて頂き、


12日午後以降のご入金につきましては

次回営業再開日の8月17日(水)となります。


お急ぎのお客様につきましては、

8月12日(金)の午前中までにご入金頂きますようお願い致します。


また、商品の発送・ご入金確認・お問い合わせのご回答等の業務も

次回営業再開日の8月17日(水)となりますのでご了承下さいませ。


大変ご迷惑をおかけ致しますが

何卒ご理解頂けますよう宜しくお願い致します。

さて、明日終了のオークションということで

ギリギリのお知らせになり申し訳ないのですが

とても素敵なお品がありますので、今日は少しご紹介したいと思います!!



■真作保証■【森田十雨】作 柿のヘタ茶碗 青山清書付共箱■



森田十雨は高麗茶碗の写しの名手言われている、大変有名な天才陶芸家です。


1922年に鳥取県に生まれ、幼少の頃よりモノづくりや工芸品などに興味を抱き、

将来は自らも何か作る仕事へと就きたいと考え、22歳の時に作陶を開始致します。


しかし、独学での作陶に大きな壁が立ちはだかり、悩んだ時期もありましたが

陶芸界の名工、楠部弥弌との出会いにより、師事をするようになります。


森田十雨は楠部弥弌に陶芸の技術のみならず、その精神性を学び、

陶芸に対する想いが少しずつ変化してゆきます。


そんな折に、初めて現代日本陶芸展に入選を果たす事になり

その受賞は陶芸、人生の師匠でもある、

楠部弥弌のお蔭だと深く感謝したそうです。


その後は精力的に作陶活動を続け、数々の展覧会にも出品し続け

日展や現代工芸展等展覧会制作など、

有名な展覧会での受賞を頂く事になります。


そんな森田十雨に転機が訪れたのが1967年。

高麗茶碗との出会いです。

これにより高麗茶碗の制作に一生を懸けていきます。


森田十雨の高麗茶碗は、大変評価が高く

高麗茶碗らしい荒々しい肌質と温かさ、

手に持った時にしっとりと馴染む質感を感じます。


そもそも柿のヘタ茶碗とは、高麗茶碗の一種で、

李朝時代の初期に焼かれたと言われています。


名前の由来は、茶碗を伏せた形と色あいが、

柿のヘタのように見えるというところから、

その名前が付いたと言われています。


鉄分の多い砂混じりの素地に、薄く釉薬をかけて、

釉肌は暗褐色で、土味はザラツキがあり、

厚手ではあるが手取は軽く、渋く侘びた印象です。


出品された商品も、

森田十雨の中でも特に人気のある柿のヘタ茶碗で

品の良い発色が、侘びと気品あふれる名品です。

森田十雨の生前からゆかりのある

工芸評論家の青山清氏の書付共箱も付いています。



商品の状態は無傷で、共布・栞も付属されております。

コレクションの一つとしていかがでしょうか?


商品の詳しい画像は当店のオークション会場でご覧くださいませ。


こちらの商品は8月11日(木)22:58に終了予定です。(自動延長あり)

http://page22.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l357462852?u=%3bmeikou_jp



当店だけの特別価格で発売しておりますので

この機会をどうぞお見逃しなく!



アートギャラリー名工 | Facebookページも宣伝


Twitter始めました!







   

ランキングに参加しています。clickして頂けると励みになります。