こんにちは、メイコです。

さっさと本題に入りましょう。

fff/シルクロードにタイトルを付けるなら
「トップスター望海風斗・真彩希帆の集大成」というより
「演出家上田久美子と生田大和の調整と挑戦」をつけたいと思います。

あくまで初見での感想ですので、今後観劇を重ねて変われば変更していきます。


他の方のヅカブログをあまり見ていないので皆さんがどういう評価をしているのか分かりませんが、いかがでしたかね?

良し悪しの差があれど、サヨナラ公演の定番から外れてるなーと印象は共通であるとは思います。

私が勝手に思うサヨナラ公演の4定番と言えば下の4つ
①そのトップが一番似合う役柄
②とにもかくにも泣かせに来る
③恋愛要素はほどほどに少なめ
④最後は白
なんですが、今回のfff/シルクロードと言えば③④しか該当していません。

上田久美子であれば②の観客を泣かせるが絶対にあると予想していただけに驚かれた(両方の意味で裏切られた)のではないでしょうかね?
私は泣かせに来るのかなとちょっと期待してたので残念でした。

(ただ直近の宙組SAPAも泣かせに来る作品じゃなかったので恋愛要素による悲恋物、とイメージからの脱却を目指しておられるのかな、と邪推。。。)

あと一つ、だいもんとまあやが上田久美子のミューズではないから悲恋物をチョイスしなかったのでは?という私のトンデモ持論をこれから展開したいと思ってます。

「ミューズ(Muse)」・・・
もともとギリシャ神話で文芸や学術、音楽などをつかさどる女神のこと。 このブログでは脚本家や演出家に物語の登場人物やインスピレーションを与えたり想起させるジェンヌとして使用。依怙贔屓では無い。

(SAPAの悲恋物ではなさそうなあらすじを見て、まかまどは上田久美子にとってミューズじゃないんだろうな、って一人思ってました。)



話を戻しまして、観劇された方やベートーヴェンの生涯をザクッとご存知の方は分かると思いますが、主人公であるベートーヴェンの生き方がストーリーの中で誰とも交わらないんですよね。

普通物語って主人公がいて、生活圏が同じ人がいて、誰かとトラブル(恋愛も含む)に落ちてそれを解決(成就)していくか、同じ目標に進む同志がいるか、ライバルと戦うかなんです。

だってそれが人生だから。

なのにベートーヴェンさん基本一人で生きて行こうとしてますし、すぐ惚れたは良いものの一瞬で裏切られてショック受けてて、他人への感情が一直線、返信がないままなので誰とも交わらないんです。
交流が生まれないので話的な山場が少ないんです。
例外がまあやちゃんの謎の女ですが、ここも交わってる時間も短いんですよね。

なので他のキャストとのいわゆる絡みや萌えはほとんどありません。吉村貫一郎もヌードルスも孤独気味な役でしたがそれを遥かに超える「孤独」です。

一匹狼ではなく孤独。 

サヨナラ公演に何が大事かって言えばそのトップスターがかっこいいことさえ外さなければそれで良いと思ってたのですが、そもそもかっこいいって言うのは他者との比較が生むものだと思うんですよね。

なのにベートーヴェンは孤独なので、サヨナラ公演を観ているファンからすると
ベートーヴェンがかっこよく見えてこない
→望海風斗はかっこいいんだろうか???
って観客が不安になってくるんですよね。
私はストーリーを追いかけているうちにそう感じました。
ヌードルスや吉村貫一郎は寡黙でも一瞬の心のぶつかり合いや恋愛パートでかっこよく見えてきたんですけどね。
ベートーヴェンさんビジュアルも髪ボサボサだし。。。


まとめると「かっこよくないサヨナラ公演」ってことになってしまうのですが、
それをオイこら上田久美子!と怒りきれないんですよね。
なんでだろう?
登場人物が多くて雪組子が沢山活躍してるから?

うーん。うずうずもやもやはしてるけど脚本が駄作だと一刀両断に切れないんですよね。
このもやもやは退団までに晴らしたいですが、このペースで行くと終わらないかもしれませんね(笑)


こんな感じで邪推が続きますが、しばらくはネタバレせずいきますので興味ある方は読んでいただけるとありがたいです。



メイコ