オレンジカウンティ アーバイン市ピアノ教室 前重めいこピアノレッスン

(OC Irvine Meiko Maeshige Piano Lesson)

 

前重めいこです。

 

うちの娘はアメリカ生まれですが、

 

親の方針で日本語を中心に育てましたので、

 

キンダーに入る時には

 

ほとんど英語を話すことが

 

できませんでした。

 

ある日のことです。

 

校庭の近くを通りかかると、

 

たくさんの子どもたちが

 

滑り台などの遊具の周りに集まっていました。

 

ちょうど休憩時間だったのでしょう。

 

よく見ると、

 

滑り台の列の一番後ろのあたりに

 

娘がいました。

 

娘はある女の子の肩をトントンと叩きました。

 

何か話しかけたい様子です。

 

ところが、その肩を叩かれた子は、

 

娘に対してそっぽを向きました。

 

懲りない娘は反対側に回って、

 

再び彼女に話しかけようとしました。

 

今度はそっぽをむかれた挙句に、

 

他の子を連れて走り去られてしまいました。

 

その場には呆然と立つ娘一人。

 

 

 

 

 

 

驚いた私は、

 

娘が学校から帰ってきたときに

 

「学校で嫌なことがあるのではないか?」

 

と問いただしてみました。

 

ところが娘は

 

「英語がわからないからちょっと大変だけど。。

 

大丈夫、明日もしっかり遊んでくるよ!」

 

と答えました。

 

(学校は遊ぶところではないのですけれど、

 

まぁ、よしとしましょう。。)

 

長じてから聞いてみると、

 

英語がスムーズでないことに加え、

 

アジア人であるせいか体も細く小さいので、

 

軽くいじめに遭っていたのだそうです。

 

目を横に引っ張って下げた男の子に

 

「ジャップ!」

 

と言われたこともあったとか。

 

それでも娘は高校卒業まで

 

学校に行きたくない、

 

と言ったことは一度もありませんでした。

 

こちらの動画にもありますが

 

おそらくそれは彼女が

 

ピアノを習っていて

 

小さい時から小さな成功体験を重ね、

 

自己肯定感を高く保てていたからかもしれません。

 

 

 

娘が小学生の時に言った名言(迷言?)があります。

 

「お母さんは『ピアノを習っていると

 

必ず「できない」壁がやってくる』と言ってた。

 

でもその『壁は必ず越えられる壁だ』って。

 

本当にそうだった。」

 

どちらかというと不器用で

 

目から鼻に抜けるというタイプではない娘ですが、

 

不器用ながらに壁を乗り越えた実感だったのでしょう。

 

 

 

外国に住んでいると、

 

言葉の不自由さだけでなく、

 

体が小さかったり、

 

人種の問題だったり、

 

子供達の自己肯定感が下がる要因は

 

おそらく日本に住んでいるよりも

 

多いのではないかと思います。

 

だからこそ、

 

小さくてもいいから成功体験を重ねて

 

ゆるぎのない自信をつけておいてほしいと思います。

 

「私は美しい」と言える人に育ってほしいと

 

切に切に願っています。

 

当教室はIrvine市(Orange County, CA)

 

のNorthwood Areaにあります。

 

カリフォルニア滞在20数年の経験を生かし、

 

ピアノのレッスンだけでなく

 

みなさまの外地での子育てにも

 

寄り添いたいと願っております。

 

 

レッスンのお問い合わせは

 

こちらから、

 

あるいは公式LINEアカウントまで

 

 

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