オレンジカウンティ アーバイン市ピアノ教室 Meiko Maeshige Piano Studio 

前重めいこです。

 

 

大学生1年生、もうすぐ19歳になる娘がいます。

 

あまり母性的な性格ではないからか(交流分析という心理学の

 

検査で「母性が薄い」と確証済み!)

 

私は子育てが辛かったです。

 

私に比べて夫は、

 

信じられないほど心優しい父親です。

 

はじめてのバレエ発表会の時(3歳)、

 

他人の目にはほぼ揺れているだけにしか見えない舞台の娘を見て

 

涙ぐみながら「この揺れてる3分には

 

お月謝を毎月払う価値がある」

 

と言っていました。😂

 


辛いといえば、特に外地での子育て。

 

プリスクールや小学校で習うことが

 

自分が経験したことと違うわけで、

 

提出物一つとっても

 

学校側に何を期待されているのかわからないことがありました。

 

その都度、イライラしたりハラハラしたり。

 

いじめや人種差別、多くの挫折に悩む娘が

 

甘えすぎないように、僻まないように、

 

誇りが持てるように、驕らないように、

 

さじ加減に眠れない夜もありました。

 

 

大学を卒業するまでは「子育て終了!」とは

 

言えませんが、もう確実に終盤に入ってきています。

 

子育て真っ最中の時は、

 

大学院の同級生が母校の講師になったときも、

 

別の同級生がNHKの「トップランナー」に出たときも、

 

まるで世界中から一人取り残されたような気がしたものです。

 

でも、当然ながら、娘がいたことで経験できたこともたくさんありました。

 

 

ある日、伴奏者として勤務する学校での

 

授業が始まる直前に、私のクラスの子が、

 

歌い踊りながら" I heard a rumor!

 

Today is someone's birthday!"

 

と教室に入ってきたのです。

 

そしてクラス全員を巻き込んで

 

"Today is Ms. Meiko's Birhthday!"

 

とBirthday SongのOCSA バージョン(ちょっとヒップホップのり)

 

を歌ってくれました。

 

後で聞くと、

 

廊下であった私のクラスの何人かに娘が

 

「今日うちのお母さんの誕生日なの!

 

みんなでお祝いして!」

 

と言ったらしいのです。

 

異国の土地で大勢の才能のある若い人たちに

 

誕生日を祝われている自分はなんと幸せ者だろうと思いました。

 

 

また、彼女が11年生の時のこと。

 

その年、私はたまたま、彼女が出席している授業の伴奏者をしていました。

 

ある時、担当の先生が

 

「めいこ、来週の授業は弾いてもらう予定がないからお休みしてくれる?」

 

というのです。

 

今までそんなことを言われたことがないので、

 

不審に思いながらも、「ok」と返し、

 

翌週のその日は家にいました。

 

ちょうど授業時間の最中、娘から私の携帯に電話がかかってきたのです。

 

「お母さん、

 

今までずっと好きなことだけをする私を応援してくれてありがとう。

 

本当に感謝してる!」

 

"Mind, Body, Voice"という名前のその授業では、

 

ミュージカル俳優を目指す高校生たちに、

 

数えきれないオーディションに負けない強い気持ち、

 

自己肯定感を高めることを教えるのですが、

 

その一環として、「これまでの人生で一番感謝している人に電話をしよう」

 

という日があるのでした。

 

担当して2年目だったにもかかわらず

 

すっかり忘れていた私は、

 

思いもよらない娘からの電話に、なんと返して良いかわからず涙ぐみました。

 

 

現在子育て真っ最中のお母さん、お父さん。

 

疲れますよね。

 

泣きたいですよね。

 

休みたいですよね。

 

思い切り仕事がしたいですよね。

 

怒りたいですよね。

 

私、全部わかります。

 

でもどうか、小さな幸せを一つでも二つでも見つけて

 

今を乗り切ってください。

 

いえ、一緒に乗り切りましょう。

 

ちなみに先に出てきた"Mind, Body, Voice"

 

のクラスでは、"Gratitude Juornal"というのをつける課題が出ます。

 

毎日三つ、感謝することを見つけて書き留めるというものです。

 

お子さんが今日、あなたに見せてくれた笑顔、

 

話した言葉、かわいい仕草、

 

そんなことでも書き留めてみませんか。

 

きっと10年先、20年先の宝物になるはずです。

 

 

 

Meiko Maeshige Piano Studioではピアノレッスンだけでなく

お子さんの保護者であるお母様、お父様とも

心を通わせあってレッスンしていきたいと思っています。



ぜひお気軽にお問い合わせください。