在米も20年をとっくに超えました。。。

 

大人になってからの大半をアメリカで過ごしてしまいました。

 

(その割にはお粗末な英語💦)

 

本当にいろんなことがありました。

 

その中の一つを恥をしのんでご紹介したいと思います。。。。

 

あれは娘がキンダーに上がる直前、

 

家を引っ越した時のことです。

 

 

今でこそ、スカイプやZoomなどのアプリを使って日本に気軽に通話ができますが、

 

当時は、特に日本にいる親の世代との会話は電話を使わざるをえませんでした。

 

通常の電話回線だと国際電話は高いので、

 

別会社を経由する格安国際電話を通常の回線とは別に申し込んでいたものです。

 

引っ越して新しい電話(家電)を繋いで電話番号を入手した後、

 

格安国際電話の回線をインターネットで申し込みました。

 

その時に、なんとなく画面上が変な動きをしたのです。

 

ちょっと不安になり、夜中ではあったものの

 

カスタマーサービスに電話をしました。

 

「今、○○○ーxxxxで申し込んだのだけど、申し込みは完了していますか?」

 

と聞いたところ、若い男性のカスタマーサービスが

 

しばらくコンピューターをカタカタと動かした後で、軽い調子で

 

“Yeah, your number is on our list. You are all set!”

(オタクの番号リストに載ってますよ。完了してますよ~)

 

その言い方に、若干の不安は覚えたものの、ま、大丈夫か、ととりあえずは安心したのでした。

 

事件は一ヶ月後に起こります。。。

 

基本料金を支払うだけの積もりで、通常回線の請求書の封筒を開けてみたら!

 

なんと電話代が2800ドル!(約30万円)

 

通常回線で国際電話が使われたことになっているのです。

 

ちょうどその翌月に義妹の娘の所属している児童合唱団が

 

シカゴに演奏旅行に来ることになっていました。

 

そのことで義妹から電話がかかってきたり、私たちもかけたり、

 

と、まぁ、いつもより日本に電話をかけることの多かった月ではありました。

 

がしかし!2800ドル!

 

多すぎるでしょ!

 

というより、なぜ通常回線で国際電話が請求されている?

 

格安国際電話は?!

 

まずは通常回線のカスタマーサービスに電話。

 

「国際電話の請求が来ているけれど、うちは▲▲▲という格安国際電話の回線を使っているはずなんだけど。」

 

当然、通常回線のカスタマーサービスはうちがどの回線を使っているかなど

 

知りはしません。

 

「私たちの記録では、あなたがうちの国際電話を使っている、という事実があります」

 

の一点張り。

 

そこで今度は格安国際電話会社のカスタマーサービスに。

 

その時は昼間だったので日本人の方が対応してくれました。

 

それによると。

 

「お宅さまの電話番号は確かに私どものリストにはありますが、使用者は前重様でありません。

 

しかも、その電話番号でのご使用は三ヶ月前に解約されております。」

 

つまり。

 

私たちが新居でえた電話番号を以前使っていた人が、たまたま同じ格安国際電話会社を使っていた。

 

その記録が残っていたために、私が最初に話したカスタマーサービスの若い男性が、

よく確かめもせず、

 

「リストにあるよ〜。申し込まれてるよ〜。」

 

と言ったというわけです。

 

そうとは知らない私たちは、すっかり格安国際電話料金で話していると思い込み、

 

高い通常回線の国際電話を使っていたのでした。

 

「それってそちらのミスですよね!」

 

と格安国際電話の会社に抗議をしたものの、

 

その若いカスタマーサービスがなんと応対したかという証拠は残っておらず、

 

格安国際電話の会社には弁済の義務はない、とのこと。

 

はらわたが煮え繰り返るとはこのこと。

 

しかし、とにかく2800ドル。

 

当時の家賃以上の額を電話代ごときに支払わなければいけないのかと思うと

 

血の気がスーッと引くのを感じました。

 

 

 

さて、この後私がどうしたか。

 

続きはまた後日。

 

 

 

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